【関屋記念】（新潟）〜サイドワインダー越後路で復活の狼煙
新潟１１Ｒの第４０回関屋記念(３歳以上ＧIII・芝１６００ｍ）は、２番人気サイドワインダー（福永祐一騎手）が直線強烈な決め手を繰り出して重賞３勝目を飾った。勝ちタイム１分３２秒３。
逃げ先行有利といわれるこのレースだが、今回は追い込みが台頭。勝ったのは福永騎手騎乗のサイドワインダーだった。差しきれた要因としては強力な先行馬がいなかったことから、４ハロン目と５ハロン目が緩んだことが大きいか。例年ならここでスピードが落ちないため後方の追い込みがなし崩しに脚を使っていたのだが、ここでペースが緩んだため後続が脚を溜めながら馬群をつめることが可能だった模様。来年以降は強力なラップを刻める馬がいるかをきちんと見てから予想したい。反省。勝ち馬は天皇賞、マイルＣＳ両方楽しめそうだ。
２着のダイワメジャーは先に抜け出した分が響いたか。天皇賞はあってなさそうだが、マイルＣＳの厳しいラップには耐えられそう。こちらも秋に期待。５着コスモサンビームには驚かされた。やはり相当強いのだろう。今後の復活に期待したい。
