【第57回神戸新聞杯回顧】イコピコ=フクキタル説を唱えてみる
凛子が眠そうなので、今日のラブプラスはこれくらいにして神戸新聞杯回顧を書いてみる
レース結果
レース回顧
まず勝ち馬のイコピコについて。リーチザクラウンのしてやったりの12.6-10.8-12.1-12.5-12.3-12.2-12.7-12.4-12.1-11.3-11.5-11.7というペースでの逃げに対して、1秒以上他馬より速い上がり3ハロンの末脚で差しきったわけだから能力の高さは窺い知れる。見終わった後の感想はイコピコ=マチカネフクキタル説。中距離ベストと思わせる斬れすぎるほどの末脚と、秋を迎えての成長力からのイメージである。本番となると距離の壁があるような気もするが、だからといってコテコテのステイヤーが同世代にいるわけでもない。キッチリ折り合えば本番もフクキタルの可能性はあるのではないだろうか。
2着リーチザクラウンは気になるのが馬体重。ガレ気味の方が走るというのはスペシャルウィーク産駒だけに不思議はないが、ここは前哨戦。本番に向けての調整はかなり難しくなったのではないか。菊花賞を勝つには、鞍上が脚を溜めすぎるのではないかと邪推したくなるラップを刻んだこともあり、レース前よりも評価が下げざるを得ない。3着セイウンワンダーは正直もっとマイル〜2000mくらいのほうが斬れる脚が使えるのではないかと思う。ただ天皇賞もウオッカがいるわけではあるし、折り合いさえキッチリつけばリアルシャダイの血が騒ぐ可能性もあるので、優しく見守りたいところだ。4着アンライバルドは掛かった分伸びきれなかったというコメントもあるが、そもそも末脚が長く続かないタイプのように思える。直線の短いコースで瞬発力を生かす競馬があっている印象だけに、菊花賞も伸びきれず父兄同様上手く行って3着止まりなのではないだろうか。
9着アプレザンブレーヴは絞れればと思いたくなるが、菊花賞では斬れ負けしそう。10着トライアンフマーチはリーチザクラウンが相当厳しいラップを刻んだ場合は面白いかもしれないが・・・。11着アントニオバローズは喉なりという噂もある。一気に混戦ムードの菊花賞。こうなると折り合えばイコピコがぶっこ抜いちゃうんじゃないかなという気がしてきたよ。
レース後のコメント
◇1着イコピコ
※四位騎手 少し行きたがるかも知れないと聞いていたけど、中団で折り合いをつけて追走できたし、3コーナーを回っても手応えは良かったからね。あとはどう捌いて行くかを考えていたけど、直線はよく伸びて春の実績馬を捉えてくれた。瞬発力が身上だから3000mの菊花賞でも折り合いが鍵になりそう。うまくタメが利けば期待できるはず。
→折り合いにまだ難はあるそうだが、こなしちゃいそうなんだよな。
◇2着リーチザクラウン
※武豊騎手 勝ち馬の決め手には敵わなかったけど、今日は道中の折り合いをつけて運べたのが収穫。秋緒戦としては、いいレースができたと思います。
→レース自体は良かったけど体調維持がね・・・。
◇3着セイウンワンダー
※福永騎手 スタートが良かったですし、折り合いもついてうまく流れに乗れました。追い出した時には前を掴まえられそうな感触でしたが、それでも力のあるところを見せられましたね。次は3000mですから、やはり折り合いが鍵になるでしょう。
→こちらも折り合いが鍵。ただ最初の2ハロンは力んでたしねえ・・・。