【鳴尾記念(GIII)】(阪神)〜サクラセンチュリー 重賞初V
阪神11Rの第57回鳴尾記念(GIIIハンデ・芝2000m)は3番人気サクラセンチュリー(佐藤哲三騎手)が優勝、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分0秒7(良)。2着に1番人気スズカマンボ。3着に10番人気エイシンチャンプが入り、3連単は7万810円。
素質馬と期待の高かったサクラセンチュリーが格上挑戦で重賞を制覇。レースのラップを見ると12.8 - 11.2 - 12.8 - 12.8 - 12.5 - 11.9 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 11.8とラスト5ハロンが全て11秒台のなかなかきついレース。もう少し長い距離が得意だと思われるサクラのとって、この流れが向いたのは確かだろう。さらに内をつけたことで他馬より脚を上手く使えたことも大きい。今後2000で毎回ハマルとはちょっと思えないが、2200、2400なら十分やっていけるであろう。2着スズカマンボはスローペースから後半一気にペースが上がりロングスパートレースに近い流れになったことが突き抜けられなかった原因か。ラスト5ハロンのうち12秒台が1,2回挟まる流れならば勝てたのであろうが・・・。マーブルチーフはこういう流れは不得意ではないはずだがペースの上がり方が急だったのが答えたか。日経新春杯、京都記念で狙いたかったがちょっと使いすぎなのが気になるところ。調子落ちしないかが心配だ。