BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【東京新聞杯】例外とどう付き合うかそれが大事

【東京新聞杯】(東京)〜差し切り決まってハットトリック4連勝

東京11Rの東京新聞杯(G3・芝1600m)は1番人気のハットトリック武豊騎手)が差し切り勝ちで4連勝を飾った。勝ちタイムは1分33秒7。

不向きな展開を押し切ってしまったハットトリック。このメンバーでは力が違うということか。武豊がいうようにこの展開、この条件での差し切り勝ちは今までの中で一番強さを見せつけたといっていい。G3レベルで直線の長いコースならもう負けないだろう。問題は今後の取捨。強いことは確かだがまだ一線級とは手合わせしてないだけにこれからもこの競馬が通用するか。ただここしばらく短距離寄りになっていた安田記念が、改装後は比較的中距離寄りに戻ってきているだけに京王杯でも好走するようなら、短距離寄り&かつ直線短いほうが得意そうなデュランダルよりもこちらのほうが適性に勝るかもしれない。何はともあれじっくり見届けたい逸材だ。

2着には△キネティクス。どちらかというと東京向きの印象だっただけにここでの好走は不思議ではなかった。しかし京都牝馬Sでは3着のアズマサンダースが1着、4着馬も好走と京都金杯組は今年はやたらレベルが高かったようだ。例年なら京都金杯東京新聞杯とは繋がらないところ、今年は例外的だった様子。こういうときに適性面を重視しすぎるのはよくないことなわけだがなかなか折り合いが難しいもの・・・。3着△グレイトジャーニー、4着☆アサクサデンエンは力を出し切っている。7着◎メテオバーストは上がりが速すぎたのと体調もイマイチだった様子。○ウインラディウスにもペースが遅すぎてかかってしまった。例年通りならもう少しやれたのだろう。