【平安Ｓ回顧】恐るべしゴウハラマジック

【平安Ｓ（GIII）】（京都）〜ヒシアトラス　内から鮮やかに抜ける

京都１１Ｒの第１２回平安ステークス（GIII・ダート１８００ｍ）は４番人気ヒシアトラス（福永祐一騎手）が優勝、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは１分５０秒３（良）。

郷原騎乗時の詰めの甘さはどこへやら。◎ヒシアトラスが見事に平安Ｓを制した。郷原がどう乗っても勝ちきれなかったが、乗り替わった途端に圧巻の２連勝。去年６月に横山典が乗っても２着だったりしてるわけで本格化と重なったのかなという思いも若干あるが、それにしても見事なゴウハラマジックである。馬を育てることにはそれなりに腕があるらしいが父親とは正反対なのかもしれない・・・。内枠に入り、さらに内を空けた２頭のおかげということもあるかもしれないが、突き抜けた脚は見事でこれからも京都１８００ではうるさい存在となりそうだ。フェブラリーＳでは少し荷が重そうだが。

２着ブラックコンドルもかなり枠に恵まれた。ダートでは底を見せてないだけにこれからが楽しみではあるが、次走積極的に買いたいとは思わない。３着▲ジンクライシスは逆に枠に泣かされた。ここを使って次は順当に狙えそうだがＧ１には賞金が微妙か。△サカラートもやはり京都１８００ではこれからも活躍しそうだ。