【小倉2歳S】(小倉)〜鮮やかに逃げ切ったアルーリングボイスが母子制覇達成
小倉10Rの小倉2歳ステークス(2歳GIII・芝1200m)は、2番人気アルーリングボイス(武豊騎手)が優勝。勝ちタイム1分09秒1。
勝ったアルーリングボイスは荒れた小倉の内枠という不利な条件を鞍上が見事にフォローしての母仔制覇。スタート直後は内でじっとしておいて、3コーナー手前で一気に進出。外に進路を取れる余裕を後続にきちんとつけると、直線では思い切って外へ。経済コースと馬場の良いコースを両方走るというこれ以上ないという競馬でみごと後続を抑えきった。武豊は本当に小倉は完全に手に入れているということを再確認。それでこその平地重賞総ナメではある。2着のセントルイスガールは荒れてきた馬場が向いていた印象。高速決着での信頼性は疑問だろう。3着トーホウアモーレはもう1戦見たい。5着エイシンアモーレは馬体減と明らかに向いてない荒れ馬場で頑張っている。これで見限る必要はない。