BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

エンドスウィープは本当に勿体無いよなあ

伏兵エルシエーロ大胆逃げ〜オークス(スポニチアネックス)

ムードまさか 屈辱の4着〜オークス(スポニチアネックス)

スイープ力見せた 2着〜オークス (スポニチアネックス)

断然人気に押されたダンスインザムードが敗れる波乱。勝ったのは福永祐一騎乗のダイワエルシエーロだった。道悪のスローペースのなか、道中でダイワが早めに先頭に立っての押し切り。馬も強かったが鞍上も好判断だった。しかし福永騎手もヘタレと確変のときの差が激しい。馬乗りとしてのセンスは良いんだろうが毎回発揮と言うわけではないので買いづらい。Numberの平松さとしではないが海外に行って一皮向けてくれれば面白いのだが。これくらいとまとまる騎手じゃないだろうに。

ところでレースとは直接関係ないが気になったのは勝利ジョッキーインタビュー。佐野アナウンサーの「父親が取ってない云々」の質問には興ざめ。いくらなんでもここまできて2世ジョッキー扱いはどうなのよと。武豊騎手や横山典騎手に「父親の〜」なんて聞かないだろ。あまりに失礼な質問だ。好騎乗でG1を買った騎手に対して、何とまあセンスの悪い質問なんだろうか。洋一騎手が不世出の天才ジョッキーだということはよくわかっているが、インタビュアーももう少しレベルの高い質問が出来るようになってもらいたいもの。福永祐一の背負う業というものの重さは痛感してしまったエピソードではあるが。

4着に敗れたダンスインザムードは完全に調整ミス。有馬記念桜花賞天皇賞と仕上げに抜かりがなかった藤沢和師だが久々にやらかせてくれた。あれだけ本数を出しても中身がきっちり仕上がってないということは今回は文字通りの馬なり調教しかしなかったのかもしれない。いくら強くても、中途半端な仕上げで勝てるほどクラシックはぬるくないということは、クリスエスで十分学んだと思ったんだが。まあダービーだの海外だので、油断があったのかもしれないな。

スイープトウショウには降参。エンドスウィープの見方を完全に変えないとダメだな、これは。