BrainSquall

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【京都牝馬S回顧】名手の好判断でついに重賞制覇

59キロを背負ってオースミハルカが前にいけそうにないだけにスローが見込まれた今年の京都牝馬S。スタートした直後はどの馬も抑える素振りを見せたため、思い切って行かせたマイネサマンサがそのまま綺麗に逃げ切った。ペースが落ち着いたのも良かったが岩田騎手が行かせながらもハミを抜けさせたこと、最後一杯になってもキッチリ持ち前の追いっぷりで持たせたことが大きい。阪神牝馬Sを前で粘った馬がそのまま好走するという例年のパターンにもキッチリはまった形。

2着チアフルスマイルはスムーズな競馬で力があるところを見せた。京都芝1600ならこれくらいは走れる。ヴィクトリアマイルあたりになるとスタミナ不足になりそうな予感もする。同着2着のメイショウオスカルは前で競馬をできたのが大きい。ただ手ごたえの割に甘くなったところがフジキセキらしい。もう少し速い流れのほうが持ち味が出る。4着ヤマニンシュクルももっと速い流れで持ち味が出る一頭。今回は切れ負けしたが能力は落ちてない。5着ディアデラノビアは良化度がスロー。6着レクレドールはスローでは来れない。