BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【京都大賞典回顧】例年通りのステイヤー勝負

久々に勝利をあげたリンカーン基本的に非根幹距離でのロングスパートレースでしか勝負にならない馬だけに、ここは取りこぼせなかった。去年と違って絶好調の武豊に導かれて、ここはきちんと勝ちきった。とはいえ、武豊がいうほど課題が払拭されたかというと微妙。確かに今回は掛からなかったし、前を差し切ったが、相手はツメが甘いことでは有名なコイントス。それも交わすまではやはりちょっと手間取った。天皇賞で勝負になるには、まだまだ足りない。有馬記念で紐に買いたいといった印象だ。

2着コイントスは藤岡が上手く乗った。日経新春杯2着があるように、ここは得意舞台。それでも勝ちきれないのはもう仕方がない。3着ファストタテヤマは復調気配ではあるものの、どう頑張ってもこれが限界といったところだろう。マーブルチーフは斤量がちょっと堪えたか。日経新春杯京都記念では忘れずに狙いたい。サクラセンチュリーは意外な敗戦。去年のような勢いはもうないのかも。アルゼンチン共和国杯は適性的に向いていないと思うのだが。なお2着3着に札幌記念上位馬が来たあたり、今年の札幌記念がやたらステイヤー気質が求められるレースだったことがハッキリしている。ヘヴンリーロマンスは絶対エリザベス女王杯では買えないだろう。