BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【ラジオたんぱ賞回顧】絵に描いたようなローカル1800の前崩れ

【ラジオたんぱ賞】(福島)〜コンラッドがバッチシ決める!

福島11Rの第54回ラジオたんぱ賞(3歳GIII・芝1800m)は、1番人気コンラッド横山典弘騎手)が直線鮮やかに差し切って初重賞制覇を決めた。勝ちタイム1分47秒2。

横山典の読みがビシっと決まったレース。開催3週目で荒れ始めた馬場とハイペースを見事に捌いた好騎乗だった。これまで先行のイメージがあったコンラッドだっただけに予想の段階では過剰人気を嫌って評価を下げてしまったのは浅はかだった。ちなみにこの馬もノーザンファーム産。恐るべきというほかない。今後はダンス産駒だけに菊花賞での走りが楽しみになるが、真価は秋初戦で見極めたいところ。2着トーセンロッキーも展開は嵌った。チーフベアハート産駒だけにもう少し広い馬場のほうがいいタイプだろうが、今回は後方から一息で追い込む競馬が出来たのが功を奏した形。京都の重賞で穴を開けそうだ。シルクネクサスは結果的に枠が響いた。向こう正面で外に出せれば違ったのだろうが、まあ一か八かで内を突いた判断を責めるわけにはいかないだろう。ただ地力は確実につけている。秋が楽しみな一頭。