【京成杯回顧】クラシックに繋がるとは思えない
【京成杯】(中山)〜良血アドマイヤジャパンが一刀両断!
中山11Rの京成杯(3歳GIII・芝2000m)は、1番人気アドマイヤジャパン(横山典弘騎手)が鋭く伸びて差し切り勝ち。勝ちタイムは2分07秒4。
終わってみればラジオたんぱ杯2歳Sの3着4着馬のワンツーとなってしまった。勝った▲アドマイヤジャパンは切れ味はなかなかのものだったが、もともと母父カーリアンのサンデーサイレンス産駒とあって少頭数の摩擦のない競馬は比較的得意。この血統は早い時期に連勝しても、成長力に欠ける事も多く、ここの好走だけでクラシック云々は言えないであろう。シックスセンスはこのメンバーならこれくらいはやれるかもね、というような印象しかない。正直ニューヨークカフェの離脱、モエレアドミラルの凡走に助けられたという面も否定できない。
さてその◎モエレアドミラルだが休み明けのBT産駒ということを考えればここで信頼しすぎるのは禁物であったか。派手な勝ちっぷりに騙されてしまったが、ここは中央の初戦こんなものかもしれない。サンデーサイレンス産駒ではないのでここでの負けは即マイナスにはなるまい。春までにどこまで上昇してくれるか楽しみだ。ただBT産駒が最近ダート寄りにシフトしてるのは少し気になるのではあるが・・・。