【京王杯２歳Ｓ】（東京）〜イン強襲でスキップジャックが重賞制覇！
東京１１Ｒの京王杯２歳ステークス（２歳ＧII・芝１４００ｍ）は、９番人気スキップジャック（勝浦正樹騎手）が最内を鋭く伸びて快勝。勝ちタイムは１分２２秒１。
どこのPOGでの上位での指名をしていたスキップジャック。馬体もかなりバランスがよく、また調整過程も順調であったためかなり評価していた。しかし陣営はなぜかメジロライアン産駒で距離伸びてもやれそうな体型であるのに、函館１２００の３連戦というローテーションを選択。そのためデビュー戦勝利後はいまいちの競馬で勝手に心配していたのだが、函館２歳Sのあとしっかり休ませたのはかなりの好判断だった。京王杯のパドックでは馬体にかなり実が入りでパワーアップ。予想以上の成長で見事な末脚を発揮してくれた。今後もなかなか期待が持てそうな走りであった。
２着キングストレイルは相変わらず追って突き抜けない。これからもイマイチキャラが抜けなさそうだ。頭では絶対買いたくないところ。マイネルレコルトは外の全く伸びない馬場を最後方からマクリ気味に５着。褒められる騎乗ではないが馬の実力はかなりあることを改めて思い知らせてくれた。次走人気落ちなら押さえたい。
ただ気になったのが内ラチ沿いの伸び方。今週も直前に降った雨で濡れた馬場が改修後に埋め込んだ排水溝の影響で内ラチから乾いていった。正直勝ったスキップジャックは素晴らしかったがレース全体の印象はあまりいいものではない。今更再工事も出来ないのだろうが何とかならないものか・・・。
