BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

馬を育てる難しさ

ローエン3着、連覇ならず/中山記念(日刊スポーツ)

昨日のニュースだが気になったので取り上げる。気になったのはレース後のコメント。「一生懸命走りすぎるところがある」とあるが、これは明らかに人災。というのも競馬ブックのコメントでは「天皇賞で競りこまれたのが原因かも」と調教師が明確にコメントしているからだ。

一回のレースで馬が悪い影響を受けるのはよくあることで、かのグラスワンダー安田記念で外国馬に不利を受けて以来、左回りが苦手になってしまった(的場師の見解)。今後天皇賞で後藤騎手がしたことはローエングリンを難しくした一つの要因として確実に残るだろう。ただローエングリンがかかるようになったのは個人的には調教師の責任も大きいと思う。本来3歳で宝塚記念を3着したのを見ればわかるようにローエングリンは中距離で平均ペースのラップを刻むと強い競馬が出来る馬だと考える。それを4歳時にマイルを使い続けたことで馬が暴走するようになったのではないだろうか。またもっといえば後藤騎手を乗せ続けたのは師の間違った弟子に対する愛情であろう。こう考えるとローエングリンにとっての悲劇は去年一年間岡部騎手が戦線を離脱したことかもしれない・・・。