BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

2004年2月20日のニュース

天皇賞・春、外国産馬の出走枠拡大(netkeiba.com)

頭数がそろわないと思われる春だけ変えるという微妙な変更。外国産馬のG1締め出しについては、よく「生産者保護」お題目が唱えられるがこれは大変根拠に乏しいものだというほかない。保護されるようなレベルの生産者にG1を出すような馬は生産できるのだろうか。生産者の首を絞めているのは全体の4%でしかない外国産馬の輸入ではなく、負債、資本のなさ、そしてもっとも大きいのは経営能力の欠如である。むしろ厳しい状況の続く生産者自身による外国産馬の輸入は競馬にとって最高の経営努力である血統更新の有効な手段になるとも言えよう。今の日本競馬界に外国産馬締め出しは無用の長物どころか、ファンにとっても、関係者にとっても邪魔なものでしかないのである。

<参考コラム>いつまで続く「国際化」論議

求められるもうひとつの意識改革

社台サラブレッドクラブのHPで吉田照哉氏のコラムが更新された。「個人攻撃ではない」とされているがファンであれば、G騎手のことであるとすぐわかるであろう。ファンサービスと自己顕示欲の発散を取り違えているとしか思えない行動が目立つG騎手に、日本の競馬界のTOPからこのような苦言が呈されたのは大変意義あることだと感じる。騎手としての技術はレベルが高いものを持っているだけに、これを機に競馬に対し真摯にとりくんでもらいたい。社台グループに干されればさすがにG騎手といえども身にしみると思うのだが・・・