BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【府中牝馬S回顧】2週続けて3ハロンの瞬発力勝負

なかなかメンバーがそろった府中牝馬S。G1馬二頭を尻目に勝ったのは、この夏にきっかけを掴んだヤマニンアラバスタ。道中は中団につけると直線は新潟記念を思わせる33.2という鋭い差し脚を披露した。スローの上がり3ハロンの競馬には滅法強い。3歳時に比べると前で競馬が出来るようになったのも大きく、エリザベス女王杯でも大崩れはしないだろう。ただ何となくエリザベス女王杯を勝ちきるイメージはわかない。届かず3着な感じ。

2着のマイネサマンサはさすが内田博らしく、スローで切れ負けしそうなところを見事な追いで最後まで持たせた。京都1400で勝ち鞍があったり、マーメイドS2着があったり、イマイチ特徴につかみ所がない馬ではある。本質的には速めのペースで粘るほうがあっているのかも。3着オースミハルカはあまりにもペースを落としすぎたか。もう少し速いペースならば粘りがまた違ったかも。とはいえ休み明けでこれだけ走れば上等。レクレドールは予想通りのスローペースで切れ負け。この馬はスタミナ勝負で削る展開にならないと厳しい。ダンスインザムードは今回もきっかけを掴めず。小回りで最後方から捲くる競馬くらいしか勝負になるパターンはないかも。スティルインラヴは完全に精神面が切れた。