BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第37回高松宮記念回顧】SSの豪脚を引き出せるのも最後かも

ひっそりと1週間半遅れの高松宮記念回顧。といってもメモ程度にだが。スプリント路線はレベル低下が激しいというようなことを今年は書いていたが、それを踏まえて1200路線を使ってきたスズカフェニックスの陣営の勝利というところか。パトロールビデオを見るとわかるが、くっきりと馬場の色が変わってる荒れた内のギリギリを狙って直線の差し脚を引き出した武豊の好プレー。このメンバーならば馬の実力上位は確かだったが、キッチリ実力を出し切るレースをするのは、伊達に日本を代表する騎手ではないということか。一方不甲斐ないレースをしてしまったのがマイネルスケルツィ@ヨシトミ。相変わらず出たなりでとりあえずレースの流れに身を任せるという競馬で金を賭けてるファンはがっくりの競馬内容。去年勝ってるとはいえ、やっぱりG1では金を賭けづらい騎手である。

2着ペールギュントはSS*リファールで仕掛けどころがピッタリあえば豪脚を魅せるタイプ。中京芝1200はそういう意味でピッタリの舞台で、適性だけで2着に着てしまった感じ。3着プリサイスマシーンは1200となると一歩足りなくなってしまう。4コーナーでもたついたのは距離適性の差か。

◆レース後のコメント

◇1着スズカフェニックス

武豊騎手 スタートが良かったし、馬場については未知数だったけど気にするところはなかった。途中から外に出して終い勝負と、頭に描いていた通りのレースができたと思う。最後もしっかり伸びてくれたし、快勝でした。

◇2着ペールギュント

※上村騎手 コース、馬場を考えて早目に動く形。それがいい結果につながったと思います。外の馬場のいいところを通ってこられましたからね。

◇3着プリサイスマシーン

※安藤勝騎手 4角でモタついてしまったなあ。馬場を気にしたのか、周りを気にしたのか、ちょっと分からない。その分が痛かったね。最後は本当によく詰め寄ってくれたからね。