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競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【中山金杯回顧】金杯特有のラップに注目

中山金杯はかなり特殊なレースである。新年最初の重賞、3歳馬と古馬との力関係、ハンデ戦という要素もあって、芝2000mの中央場所の重賞には珍しく最後までよどみない流れでスタミナを削るラップとなる。今年のラップを見ても12.7 - 11.5 - 12.9 - 11.9 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 12.7と4ハロン目からラスト2ハロンまで11秒台が続く厳しい展開。この速い流れから一気にラスト1ハロンがかかるのが毎年中山金杯で見られる特有の流れだ。今年の人気の4歳馬はみなスローな流れからのロングスパートレースには経験はあったが、このような厳しい流れからのスタミナ勝負には耐性がなかったのが敗因であろう。一方勝ったヴィータローザは不良のセントライト記念勝ちに代表されるようにとにかく我慢比べの末脚勝負に強い馬。古馬としての経験が今回生きた。2着アサカディフィート金杯勝ち、3着カナハラドラゴンも白富士Sでこのような競馬は経験済み。来年もこのようなラップに対応できる馬を狙ってお年玉をもらいたいものだ。ちなみに気づいたのは今なので管理人は取っていません。