あけましておめでとうございます。本年もBrainSquallをよろしくおねがいします。では早速2006年になりましたし、2005年を振り返ってみますw
1、ディープインパクト三冠達成
史上6頭目の3歳牡馬クラシック3冠制覇をディープインパクトが達成。管理人が競馬を真剣に見始めてから初めての三冠馬。現地で見た菊花賞の異様な雰囲気は忘れられない体験となった。三冠の価値低下、古馬、海外への挑戦価値など色々3歳クラシック路線が含む課題は多いが、あの盛り上がりはやはり格別で「秋、3000m、三冠」というギミックはやはり捨てがたいなあ・・・。
2、シーザリオがアメリカンオークス制覇
アメリカでは若干レベルの落ちる芝G1とはいえ、3歳牝馬が春に遠征してキッチリ結果を出したのは偉業だ。とにかく内容も一方的な圧勝で、今の日本馬は相手関係、レース適性さえ間違えなければ(それが困難なのはわかっているが)これだけの力を発揮できるということを証明したのも大きい。
3、福永騎手が中央G15勝、海外でも1勝の大活躍
中央で109勝、G1も5勝と大活躍の福永騎手。技術面ではまだまだなところも多いが、とにかく精神面でタフになったことが如実にわかる大活躍。馬を信じて乗っていることが伝わったフェブラリーS、外枠にも戦略をもって挑んだ桜花賞、武豊に潰されかけ、スローペースで万事休すもとにかく腹を決めて乗ったオークス、海外で人気もキッチリ成果を出したアメリカンオークスなど印象的だった。今年もフサイチリシャールと共に活躍が期待される。
4、東京2400mのレコード破ってアルカセットがJC制覇
ある意味リアルに見ていない世代にとって、オグリキャップが伝説であった記念碑的存在であった東京芝2400のレコードを破ってアルカセットが優勝。これはなかなか感慨深かった。2005年はとにかく競馬の時代が動いているのを感じさせられた年といっていいのかも。海外馬1着、僅差で日本馬と同じパターン。その2着のハーツクライについては次に。
5、ハーツクライがディープインパクトを破って有馬記念優勝
JC2着だったハーツクライがディープインパクトを破って優勝。JCで伝説のレコードと同タイムでの2着だっただけに恥ずかしい競馬をして欲しくなかったが、まさか勝ちきってしまうとは。JCと有馬の結果がキッチリリンクしたことを考えても、この有馬記念はG1らしい結果。ウイジャボードがきっちり香港で勝ったことを考えても、ゼンノロブロイが今年勝てなかったのは単純に今年のほうがレベルが高かったという気もしないではない。とにかく今後も古馬の核としての活躍を期待したい。
6、ハットトリックが香港マイル制覇など角居調教師大活躍
シーザリオ、ハットトリック、カネヒキリなど角居調教師が大活躍。海外G12勝も見事だが、個人的にはカネヒキリの仕上げに結構しびれた。JCDは絶対お客さんだと思ったのだが。ハットトリックの春先の不調からの戻しもなかなかのもの。
7、サイレントウィットネスがスプリンターズS制覇
香港の最強馬が日本でその力を存分に発揮。その勝ちっぷりや見事というしかない。デュランダルの追い込みも見事でスプリント戦の面白さが詰まった一戦だった。
8、菊花賞馬ナリタトップロード死亡
ここ数年種牡馬の死亡ニュースが目立つ。まあ今までが長生きする馬が多すぎただけかもしれないが。それにしても99年クラシック3強は残るはオペだけ。しかも産駒は全然走っていない・・・。現役時代は中身が濃かったが引退後はどうしてこんなにアッサリしてるのか。
9、岡部騎手引退
イージーイージー。ついに引退。良くも悪くも日本の競馬を背負って作り上げた偉大な騎手の引退。
10、天皇皇后両陛下の行幸啓
2年越しということで。