BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

2017年1月8日の競馬ニュース

2017年1月7日の競馬ニュース

今日のダビマス:ドリ×メゾはスピードA出ない

2017年1月6日の競馬ニュース

今日のダビマス:ドリ×メゾ配合テスト中。BCBCBが3頭連続生まれた。

2017年1月5日の競馬ニュース

2017年1月4日の競馬ニュース

ツール見直して、省力化してみたので、昔のようなニュースまとめを作ってみた。

フロンターレのタイトルが先か、日本馬の凱旋門賞制覇が先か

あけましておめでとうございます。本年もBrainSquallをよろしくお願いします。

さて元旦から更新とは何事かという話ですが、見に行ってきましたよ、天皇杯決勝。準決勝勝利後、いてもたってもいられず、急遽家庭内調整後、翌日チケフロチャレンジ。指定は取れなかったものの自由席を確保したので、新幹線も手配。1月1日から吹田スタジアムまで遠征してきました。まあ結果はご承知の通り、またも敗北。フロンターレのタイトル獲得はお預けとなってしまいました。とはいえ実は、初のアウェイ・専スタ観戦だったわけで、ピッチとの距離も近かったし、個人的には得るものの多かった遠征となりました。

で、試合直後ガックリと肩を落としながら、そそくさとスタジアムを後にしつつ、気持ちの整理も兼ねて、感想ツイートを連発していたわけですが、何だろう、この感覚。どこかで感じたことのあるような。でもナビスコ杯の決勝見に行った2007年とか2009年とも、CSの直後とも違うよなあ、で思い当たったのが、表題の通り。そう日本馬の凱旋門賞敗退を見た直後のアレですわ。強くなった、面白いと言われてタイトルをとれないフロンターレ。血統も競走成績も世界レベルに達しながら、凱旋門賞には届かない日本馬。これ何か似てません?いや似てるんですよ(断言)。並べてみるとほら

フロンターレ
  • オリ10に入らず、J2からのスタート
  • 積極的に鹿島OBを招き入れる
  • 歴史が浅いのに急成長で強豪の仲間入り
  • ホームで強い
  • 強いだけじゃ物足りない、面白くないとダメ
  • リーディングに内国産馬が多数
日本競馬
  • 欧米に比べて競馬後進国
  • 積極的に海外の血統を導入
  • ここ急成長で海外G1制覇
  • ジャパンカップでは負け無し
  • 馬券の売り上げ世界最高峰
  • ユース出身者が定着

そう考えてみると、両者に足りないものも実は共通してるのではないかと思えてくる。歴史?勝者のメンタリティ?・・・・・・NO!足りないのは「当たり前と思われることのディテールの積み重ね」だと断言したい。これは急成長を遂げてしまったがゆえに置き去りにされがち、だけど時間と人の意識で解決しなければ越えられない最後の壁であるのだ。

思えば今の日本競馬の血統は海外と比較しても劣ると言うことはなく、サンデーサイレンスの血は海外でも求められてると言ってもいい。施設も整っている。それでも日本馬の凱旋門賞制覇が目の前でスルリと逃げたオルフェーヴルの、あの2着。あそこで真っ直ぐ走らせることができなかったのは、まだまだ日本の馬を育成し、扱っていく技術が、欧米の「当たり前」に届いていないと痛感させられる出来事だった。

一方のフロンターレ。皆が面白い、強いと言ってくれるサッカーを構築することはできた。代表選手もいる。施設も整ってきた。だがCSでのサイドからの失点。そして本日のセットプレーからの失点。90分のマネジメントの弱さ。これらはスタイル構築、個人戦術の向上という中で置き去りにされてしまった、鹿島の持ってる「当たり前」が生んだものだったのではないだろうか。

勝負所で勝敗をわける最後の壁、それは勝者のメンタリティとか、歴史とか、スタイルの違いとか、そういうところにあるわけではない。日本の馬場を全て洋芝にしたから、凱旋門賞に勝てるわけではないのだ。それに風間体制の5年間が無駄だったわけでは当然ない。ディテールを突き詰めるには、まず自分たちの理想像を意思統一が必要だった。ボールを握るサッカー、相手を崩すサッカー、サポーターのお祭り騒ぎ、どれも何も問題はない。ただ、その前提で勝つために足りないモノ(具体的にはセットプレーの攻撃・守備やゾーンディフェンスを前提としたときの役割分担・体の向きとか)を常に意識して、当たり前を当たり前にするためにディテールを積み重ね続けること、それがタイトルを獲るために最後の鍵となってくるのではなかろうか。(まあ2017シーズンに向けて言えば、膠着したときに個で打開できる攻撃力のある二列目とか、守備力のある右サイドバックとかも必要なんだけど)

と、ここまで書いて、大事な共通点を忘れてた。タイトルを獲れてないのも、凱旋門賞を勝ててないのも今だけの貴重な時間だと言うこと。競馬クラスタ凱旋門賞を勝ったときに「日本競馬の物語第一部・完」になることにドキドキしながら、毎年日々過ごしているわけだが、タイトルなんて何個獲ってもいいんです。


2017年もそんな心持ちで競馬もサッカーも楽しみたいと思います。競馬クラスタフロンターレを応援すると面白いかもしれません。フロンターレクラスタは競馬を見ると面白いかもしれません。そして今年はブログも、もう少し更新する、したい、できるといいな。では。

2017年使うべき競馬サービス10選

お久しぶりです。某所では書いてましたが、やっと私生活のバタバタも落ち着いてきて、静かな年末年始を迎えられそうなので、たまにはブログ更新してみる。お題は競馬サービス。どうも巷の噂では再度競馬ブームが来ているらしいので、ここらで一度初〜中級者向けに今使える競馬サービスを整理してみようかと。上級者には当たり前のサービスも含まれていますが、ご容赦願います。

競馬情報サービス系

JRA-VAN

JRAの公式情報サービス。出馬表、レース結果、血統など公式情報は全て網羅。提供されているツール(NEXT)もあるが、パソコンで使うなら配信データ(DataLab)会員になって、後述のTARGETと組み合わせるのが王道。なおJRA-VANスマホアプリも初期は使いづらかったが、だいぶ改善。ちょっと携帯で馬券を買うなら、これで充分。ちなみにグリーンチャンネルで流れる藤原竜也のCMがとても良い。(月額2052円)

TARGET

JRA-VANのデータを利用する競馬アプリのデファクトスタンダード。カスタマイズの豊富さ、外部データ連携、検索スピード全てにおいて他の追随を許さない。公式・非公式ありとあらゆる競馬データを詰め込めんで使うことができるのが魅力。個人で開発しているため、改善スピードが早いのも嬉しいが、そろそろオープンソース化するか、JRA-VANで買い取ってもらった方が・・・・・・。(無料)

競馬道オンライン

競馬ブック取材情報のデータ配信。公式では手の届かない関係者コメントやコース調教情報、予想情報などが含まれている。イメージとしては週刊競馬ブックのレース情報がほとんど含まれている。TARGETにはデフォルトで次走メモ・関係者コメントデータが取り込み可能。コース調教情報も蛸坊主氏の公開スクリプト等を使うと登録可能に。(月額1500円(2年割))

JRDB

過去レース分析、取材を基にした予想、指数情報。良くある競馬予想有料サービスとは異なり、予想するための情報をきちんと提示し、データ配信しているのが強み。そして今何より熱いのは外厩情報。社台・ノーザン出身の調教師も増えた今、外厩をどう使っているのかを意識せずに予想をするのは困難な時代と言ってもいい。直接馬券に役立てられるかは本人次第だが、とにかく今の競馬を見る上で価値あるデータといえよう。こちらもJRDB公開の外厩印、もしくは蛸坊主氏公開のスクリプトでTARGETに登録可能。(月額2480円(直前情報有))

サラブレモバイル

月刊誌サラブレの携帯サービス。競馬ニュース・コラムなどを配信。中でも毎週競馬開催日9時に公開される穴ぐさ情報は、金満血統王国読者にとっては、馬券検討の一助となる情報。そのまま予想にのるかはともかくとして、個別の馬の個性を把握するには役に立つ。スマホ版にクローズしてるため、Targetに取り込むには一手間かかるのが難点。(月額540円)

デイリー馬三郎

競馬新聞紙の携帯サービス。優れたところは「ぼく馬サービス」と呼ばれる登録馬追っかけサービス。出走情報・次走情報・レース週以外の追い切り情報などが配信されるため、一口馬主POGファンには必携のサービスと言える。(月額600円)

競馬中継系

グリーンチャンネル

言わずと知れた衛星競馬中継。地上波・BS11だけでは見られない土日の全レース中継、レース結果分析、馬に関わるありとあらゆる番組を放映している。今後の課題はWebレース動画配信との兼ね合いではあろう。土日のレース中継は無料ストリーミング避けられないと思うのだけど。(月額1200円)

JRAレーシングビュアー

若干位置づけが迷走しはじめているレース動画配信サービス。JRAの公式Webで当該週の動画は見られるようになってしまったため、ちょくちょく過去レース動画を見たいという人以外はそれほど必要性がなくなったサービスにはなってきつつある。G1級のレースなどどこでも見られてしまうし・・・・・・。(月額500円)

競馬雑誌系

dマガジン

docomoが行っている雑誌読み放題サービス。キャリアを選ばず利用可能。競馬的なポイントは週刊Gallopの配信があること。レース結果情報と2歳馬情報はカットされてしまっているが、それ以外のほとんどのページは読むことが出来る。上記競馬情報サービスに入っていれば、カット部分はいらない情報なので何の問題もないであろう。なおその他雑誌ではサンデー毎日井崎脩五郎先生の1ページコラム、不定期でNumberあたりが競馬特集を行っている。(月額400円)

マガジン☆Walker

先日始まったばかりのKADOKAWAの雑誌読み放題サービス。dマガジンと競合となるが、ポイントはサラブレがほぼ全ページ掲載されていること。以前サラブレの購読をやめた話というエントリに書いた「Webから拾ったライターの文章そのまま載せている雑誌に1000円の価値はないよね」というところについては個人の意見に大きく変更はない。が、他の読み放題と併せて月額500円なら、しばらく購読再開してみてよいかなとは。なお今月号から丁度誌面刷新だったらしい。佐藤哲三のコラムは良かった。MahmoudさんのコラムはほぼWebで書いていたときと同じクオリティ。蛸坊主さんのページはもっとしっかり編集入れるべきだったのでは・・・・・・。(月額500円)

選外

nasne

直接競馬とは関係ないが、出先でグリーンチャンネルを見たいのならば、グリーンチャンネルWebよりもnasne導入して、スマホで見られるようにした方が良いと思います。(21000円)

netkeiba

世間的には一番有名?なサービスだと思うが、よほどファンの関係者のコラムが載っているということでなければ、無課金でたまに利用する程度かと。

おわりに

いかがだったでしょうか。このへんを上手に利用すると、2017年はもっと競馬に詳しい人間になれるかもしれません。特に雑誌読み放題系はここ数年でてきたサービスですが、ホント良いと思います。優駿とか競馬ブックも早く参画すればいいのに。それでは皆様良いお年を。