BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

ムーンにまつわるエトセトラ

アドマイヤムーン、トレードへ

話の続き須田鷹雄の日常・非日常>

雑記(4) 釣られてみる<Racing Blog 2007>

もう決して若くはないつもりですが<傍観罪で終身刑

更確認するほどの事でもないとはいえDREAM SCHEME

ついでに釣られておこう<血統の森+はてな

移籍金40億円! アドマイヤムーンがゴドルフィンへ : 馬券日記 オケラセラ<昨日の風はどんなのだっけ?>

ゴドルフィンの「馬に関する腕」について。<殿下執務室2.0 β1>

みんな釣られまくり。さてまとまってないけれど、旬を逃したくないのでさっくりと反応をしてみる。要旨はRacing Blog 2007で述べられている総論には肯定も、方法論として最後のオチはやっぱり競馬ライターに絡むのも重要じゃない?というあたり。

気になったのはゆたゆた氏が語る日本競馬の「グランドデザインが描かれない」状況であるとか、「傍観罪で終身刑」のSouthend氏の「”この国の競馬”を舵取りする立場のJRA」という文言に内在しているらしいJRAへの期待であるとか、ちょっとア・プリオリに言葉を信じてないかい?という問題提起。

ゆたゆた氏とSouthend氏には、もっと開き直っていいんじゃないか、ストレートに書いていいんじゃないかと、若いんだからさあと。ディープインパクトが売られたってなにするものぞと。最後はオヤジの説教でした(笑)。

実際、JRAの舵取りなんてファン総体が指し示す所は絶対無視できないし、ファンが率先してどんどん先に行かないと競馬はどんどんおかしな事になりかねない。一介のライターに構ってるヒマはないよ、君たち!(Racing Blog 2007)

だからこそ、一介の競馬ライターに構いたくなるんじゃないかなと。ペンの力は結構大きなものがある。大ボケコンビが100円ライター程度の価値しかなかろうとも、ライターはライターであって機能的には高級ジッポと変わりないわけですよ(謎)。もっとも、G1馬の死亡を準公式リリースから1ヶ月以上遅れて伝える競馬マスコミなんてものをこれっぽちっも信じちゃいませんけど(笑)。(血統の森+はてな

JRAが自らのエゴを封じてまで、競馬の未来のために動くなんていう夢物語は信じていませんが、Racing Blog 2007の後段にあるように「ファンの声」というか、世間の空気を読まないで施策を決めるようなことはしないんじゃないかなあと思っていたりはする。これは別にJRAに限ったことではなくて、前のエントリで書いたようなムーンは売れるけどディープは売れないよねみたいな馬主等の各プレイヤーなどに関しても。

思えばJRAは歴史が物語るように、とにかくゆっくりゆっくりと前進してきた。動きの速さという点も決断力という点でも褒められたところではないが、まあまあ各プレイヤーが納得のいくように、じわりじわりと制度改革をしてきたのがこの国の競馬。その中で重要なのはやっぱり世間の空気みたいなものだったのではないかなと。確かに地方競馬に到っては色々と遅すぎたとは思うが、如何せん競馬というよりはこの国の抱える持病のようなものではあるし。

そう考えると本気で全てが納得できるような青写真は描くことは歪みが生まれてできないのかもしれない。だがものすごく大きな夢物語は内に秘めて、各論各論をそのつど空気を醸成して調整するようにしていくことはできるんじゃないかなと。ノモケンは複雑すぎてわからないというかもしれないけど、世の中そんな簡単に一つ歯車とりかえたら上手くいくような単純な仕組みで動いているものなんて存在しないし、そこで絶望しているとしたらのはむしろノモケン若すぎるんじゃないのwと言い切ってしまおうw いやしてないと信じてるよw

で、空気を醸成するとなると、やっぱり三文ライターに絡むのも無駄ではないのでは。ちょっと前であれば、世論を作るのはイカれた競馬マスコミだけだったかもしれないけど、わざわざ向こうがこちらの土俵で文章垂れ流してるのだったら、ニ,三発殴ってやるのも一興。梅田望夫並に楽天的にweb2.0(笑)を信じる気持ちはないけれど、目的が空気を醸成するならば相性悪くはないんじゃない。momdoたん風にいえば「ライターはライターであって機能的には高級ジッポと変わりないわけですよ」って話。さあブロガー達よ、釣られるんだ!ととりあえず締めてみる。餌がマズすぎるという苦情は受け付けません。