BrainSquall

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【第12回シルクロードS回顧】ベテラン健在も新鮮味には欠けるステップに

クラス分けの変更の所為で、やたらと層が厚くなっている準オープン。単純に頭数が増えただけでなく、勝ち上がりのレベルも上がってきたようで、準オープンを勝った馬が重賞でというケースが増えている。エムオーウイナーも新春Sを勝っての重賞挑戦でいきなり勝ちきってみせた。このパターンは今後もあると思われるだけに馬券の参考にしたい。血統を見るとニホンピロウイナー*キャロルハウスと一昔前の雰囲気。G1となると力不足な感は否めないが、SirGayloadのクロスがといえば、キングヘイローが思い浮かぶところで、今のレベルが低下した短距離界なら通用してしまう危険性も。

2着3着はフジキセキ産駒。タマモホットプレイは2番が効かない馬のはずが2連続好走。それだけ今の短距離界はレベルが落ちてるのかなと思ってしまうところではある。ビーナスラインは洋芝向きで北海道専門かとも思われたが、洋芝中心の冬の京都なら好走できたということか。6歳馬のワンツースリーで新鮮味がない中で期待のアンバージャックは4着。今回は休み明けが響いた形だが、父はパラダイスクリーク。うーん、ここからさらに成長力を見せるというよりはG3あたりでウロチョロしそうなイメージだ。

◆レース後のコメント

◇1着エムオーウイナー

小牧太騎手 この馬はトモが素晴らしい。まだ柔らかいところがあるし、実が入ってくればもっと走ってくるはず。今日は結果的に、出負け気味だったのが良かったのかも。道中、力を抜いて走ってくれたし、以前よりも追い出してからがしっかりしていたね。

◇2着タマモホットプレイ

※渡辺薫騎手 前回はガツンと掛かるぐらいだったが、今日は押していかないと駄目なぐらい。やっとあの位置を取ったが、道中の手応えはあまり良くなかった。ちょっと気ムラな面があるようで……。最後は地力で何とか2着を確保してくれましたが。

◇3着ビーナスライン

※秋山騎手 勝負どころでゴチャついてブレーキをかけるところがありました。直線はしっかりと伸びてくれましたし、スムーズだったなら2着はあったと思います。昨年の夏よりも馬は良くなっていますし、ここで何とか賞金を加算してG?に向かいたかったのですが。