さて続いては非ＳＳ編。正直なところ今年はぴんと来るＳＳ産駒がいなかったので、来年を待たずにＳＳ王国の衰退はあるんじゃないかと読んでいるんですがどうでしょう。
【Ｓクラシック】サイバーキングダム（父スペシャルウィーク／母マリスター２）
今年大爆発したスペシャルウィーク産駒だが、結構わかりやすい狙い目がある。まずノーザンファーム生産であること。獲得賞金上位４頭がノーザンファーム産である。さらにいえば２勝馬２６頭中実に１１頭がノーザンファーム産これほどわかりやすい絞り方も無い。次に上でＳＳ産駒で評判倒れになった馬がいるとなお良い。比較的母馬が高齢の馬に賞金上位が多いのも特徴だ。これらの観点＆馬体の雰囲気からの今年の一押しがこの馬。ＳＳ牡馬マルロスは評判よりは活躍できなかったが素質は評価されていた。一つ上のグラスワンダー産駒のグラスジュリもすぐ勝ちあがれそうで堅実さもある。加えて写真を見ると伸びのある馬体にでて上とは一味違うのもいい感じ。これはオススメ。
【Ｓマイル】ストラトス（父タイキシャトル／母ゴールデンジャック）
なぜかこの馬を牝馬と勘違いして取り逃したアホの子です。牡馬だったら毎年一頭は当たりがでるタイキシャトル産駒。この馬も距離は持たないだろうがマイルでなら相当やれそうな器。力強い馬体は光る一頭。解散が決まっている北橋厩舎だけに早めに使い出しそうなのも◎。上は晩成気味だが父が父だっただけにこの馬は大丈夫でしょう。狙いはもちろんＮＨＫマイルＣ。あーもっと上位で取っておけばよかった・・・。
【Ａクラシック】ビーオブザバン（父KIng's Best／母シーズアン）
馬体がいいなあと思ってたら、プロフからも各所で人気急上昇。結局ドラフト上位でいかないと取れなかったので、順位は下げたが狙いたい馬だ。当たりに当たっている金子馬だけに取りたいが人気なんだよな。とにかく。
【Ａクラシック】ミロンガ（父クロフネ／母バンパードスター）
クロフネ産駒ではフラムドパシオンのほうが人気だが芦毛は難しいので、こちらのほうが管理人には良く見える。もともとこの血統は追いかけていただけに取りたかったのだが、これまた人気してしまった。金子馬は今年はちょっと過剰人気な予感がするので無理して獲りに行かなかったが欲しかった。綺麗な馬体と目で応援したくなる馬だ。
【Ｂクラシック】ヴィートヴァングル（父ブライアンズタイム／母キョウエイマーチ）
Ｂとしたが正直言って明確かつ大きな不安要素が二つあるのでそれを先に。まずこの馬クラブの情報で右脚が外向してる。走る前に壊れてしまう可能性は否定できない。次に厩舎が激しく微妙。昨今のＰＯＧではとにかくクラシックに実績にある厩舎しか勝負にならないのが現状なのでこれはどうなのという思いはぬぐえない。以上のことが最初からわかってたので、ドラフトでは取らなかった、ただとにかく馬体全体のオーラがすごい。どの雑誌でも必ずチェック入れたくなったのは、この馬とアドマイヤキッスくらい。ＢＴの走る馬の形からもずれていないし、スピード型の母で去年ビッグプラネットが結果を出したのも好材料。加えて某所でも馬体はＴＯＰ扱い。まあとにかく１割以下の可能性にかけたい人は獲ってみてください。
【Ｂマイル】ナショナルオーダー（父Singspiel／母クランチーカ）
今年のノースヒルズで一番良く見えたのはこの馬。トモの容量といい、馬体のバランスといい非常にそそられる一頭。すでに時計を出し始めて順調なのも好材料だ。山本厩舎＆ミキオはどうなのかということだが、アサクサデンエンの勢いに乗っかって欲しいものだ。
