BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【チューリップ賞回顧】どうしたアンカツ?

【チューリップ賞】(阪神)〜100万馬券炸裂!エイシンテンダーがV3で桜に王手!!

阪神11Rの第12回チューリップ賞(3歳牝馬GIII・芝1600m)は、3番人気エイシンテンダー武幸四郎騎手)が3連勝を決め、桜の女王に王手をかけた。勝ちタイム1分35秒3。

アンカツが酷い。土曜競馬中継でも酷評されていたようだが今日の7着デァアデラノビアの騎乗はみっともないものだった。出遅れ気味にスタートすると、そのあとはずっとかかりっぱなし。抑えようとしても抑えられない。これではマトモな末脚が出せるわけでもなく、直線一瞬伸びかけるもののあっさり止まってしまった。このレースに限らず去年の絶好調のレースぶりはどこへやらというものが続いている。具体的な数値を出すとこんなかんじ。

内容 1着 2着 3着 4着 5着 着外 レース 勝率 連対率 複勝 単回収 複回収
1番人気 11 7 4 3 4 6 35 31.4 51.4 62.9 56 77
2番人気 4 5 4 3 4 5 25 16 36 52 59 78
3番人気 0 3 1 2 2 8 16 0 18.8 25 0 46
4番人気 0 4 0 2 1 6 13 0 30.8 30.8 0 53
5番人気 1 0 1 3 1 7 13 7.7 7.7 15.4 153 57
6番人気 0 2 2 1 3 3 11 0 18.2 36.4 0 120
7番人気 0 0 0 0 1 8 9 0 0 0 0 0
8番人気 0 0 0 0 0 6 6 0 0 0 0 0
9番人気 0 0 0 1 0 2 3 0 0 0 0 0
10番人気 0 0 0 0 0 3 3 0 0 0 0 0

なんと1,2番人気以外では一回しか勝っていない。しかも勝ったときの1番人気は半分以上が1倍台。ちなみにオープン以上の勝ち鞍も無し。大先生もびっくりである。とにかく出遅れる、馬を抑えられない。追って重心が高い。もともとあたりの固い騎手で力まずに馬を走らせるということが得意な騎手ではなかったが、いくらなんでもこれは酷すぎる。確かに他の騎手のマークが厳しくなった、制裁点を気にしているということもあるだろう。だがレースを見てると肉体的にどこか傷めているのかなという印象さえ受けてしまう。サラブレ提灯記事を書いてるライターがそこらへんのところをキチンと書いてくれれば見直すのだが。それにしても謎だ。

さてチューリップ賞の話に戻ると勝ったエイシンテンダーは内枠でスムーズな競馬が出来たのが大きかった。最近のペースが落ちつく桜花賞ならばそこそこ善戦できそうだ。グリーンベルトができたならば連対もありえるだろう。ただエイシンサンディ産駒がG1でどこまでやれるかは未知数。2着アドマイヤメガミは直線外に大きく持ち出しながらの追い込み。この馬もこのレースまではアンカツが乗っていたわけで、その影響を受けていたとしたら、桜花賞でも怖いかもしれない。特に腹のくくった追い込みには定評のある池添騎手がこのまま乗れば面白い。グラス産駒も頑張ってほしいな(ボソ 3着ダンツクインビーはフローラSあたり勝ちそうなイメージ。桜花賞では・・・。4着オリエントチャームは本番に出られるなら気になる存在。5着エリモファイナルも前崩れになれば期待できる。7着ディアデラノビアは連闘でトライアル出走の可能性も。しかしかなり混沌としてきた桜花賞路線は馬券的にも面白いレースになりそうだ。