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【ガーネットS回顧】視野の広い白井師の好判断

【ガーネットS(GIII)】(中山)〜初ダートもあっさり メイショウボーラー完勝

中山11Rの第9回ガーネットステークスGIIIハンデ・ダート1200m)は3番人気メイショウボーラー福永祐一騎手)が優勝。勝ちタイムは1分10秒2(良)。2着に最低人気のエンゲルグレーセが入り、馬単21万8710円の大波乱。1番人気サミーミラクルは3着に敗れ、3連単205万7180円という驚きの高額配当が飛び出した。

白井師といえばアグネスデジタルマイルCS挑戦や天皇賞秋挑戦、失敗したがダンスパートナーの菊挑戦など常識に囚われないローテーションが有名だが、今回は白井師の好判断がくすぶっていた▲メイショウボーラーの目を覚ました。初ダートということでスタート直後に追ったために道中は6ハロン33.1の流れをかかり気味に追走。それでいながら直線楽々と抜け出すあたりダート短距離への適性は相当なものだといえよう。血統的には父、母父ともダート適性は十分ではあったが芝の実力馬をダートに転向させてここまで綺麗に結果を出すのはお見事。距離もマイルまでなら問題ないと思われるだけに今後が楽しみとなった。

2着エンゲルグレーセは正直好走理由が見つからない(笑) 勝ち馬がハイペースで先行して強い競馬をしたときに人気薄の追い込みが決まることはたまにあるが、それにしても・・・。まあいわゆるフロックと見ていいかと。3着△サミーミラクルは1番人気になるほどに強いかなーと疑問だったが格好はつけた。絶好調の武豊のおかげという面もある気がするが。◎アグネスウイングはハンデが重かったか。またメイショウがハイペースをそのまま押し切ったことも影響した気がする。