人気種牡馬ステイゴールドが急死 (1/3ページ) - 予想王TV@SANSPO.COM
突然の訃報。サンデーサイレンスにとって最高の後継種牡馬の1頭であったステイゴールドが死んだ。1996年から競馬をはじめた自分にとっては、競馬の原体験を成す1頭といったほうがいいかもしれない。競馬の知識を急速に仕入れていく中で、先人に楽しげに語られる「ブロコレ*1」的な馬たち。そんな愛すべきテンプレをはじめて教えてくれた馬であり、競走生活を重ねるに連れては、そんな枠組みを超えたキャラクター性を魅せて、競馬を見る楽しさを教えてくれた馬。これ以上ないほどマンガ的な鮮烈なラストランで物語が終わったと思ったところからの種牡馬としての歴史的な快進撃。個人的には種牡馬見学でビッグレッドファームに行ったときに、見せつけるように放尿されたことも忘れられない出来事ではあるw
最高傑作オルフェーヴルを遺して21歳での他界。種牡馬生活現役のままでの出来事で、驚いてはいるが、競走馬としても種牡馬としてもサラブレッドとして歴史にも記憶にも名を残したのだから、残念だとは言わない。常に人の想像を軽々と超えていくその馬生は最後もまた唐突で、速報が入った現時点で死因が不明というのも彼らしい最期であったと言えるかもしれない。願わくばオルフェーヴルの種牡馬としての活躍が「予想外な」と言われないような大活躍となることを願いたい。