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BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第92回凱旋門賞回顧】16回目のプロポーズ

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日本競馬はめんどくさいのを好きになってしまった。レースから数日経ってこみ上げるのはそんな感想。

二つの前哨戦を制して迎えた今年の凱旋門賞。直前まで吹き続けた日本馬への追い風を考えれば、これまでにない期待をしてしまうのも仕方のないところ。今度こそ悲願は達成される、それだけの実績も過程も充分積んできたという確信はあった。日本競馬の第一部完!が近づくことへの期待と不安。そんな想いでレースを迎えたが結果は無慈悲なものだった。

またも2着。レース直後は、もう一度と叫び、リプレイを見ると勝ち馬の強さに打ちのめされ、凱旋門賞の壁はこうまで打ち破れないのかという思いでいっぱいとなった。去年勝てなかったことで失ったものは大きい、チャンスの神様は前髪しかない。そんなことはわかっていたじゃないか。そんな忸怩たる思いを抱えたまま眠りについた。しかしふと数日たつと、今年は違う景色がみえたような気がするのである。振り返ってみれば、今回のレース気持ちは壁を越えるか越えないかではなく、入っているとわかっている当たりくじをひけるかどうかという気持ちであった。そう、もうあの高嶺の花だと思っていた、僕らの大好き凱旋門賞ちゃんはもうすぐ側にいてくれたのである。

日本の古馬最強馬が人気で2着。当年のダービー馬が前哨戦を制しての4着。結果だけ見れば、「勝てなかっただけ」ということ。もちろん勝つと負けると天と地ほどの差があるのは間違いない。だがもう凱旋門賞ちゃんは遠くから眺めて声をかけられなかったような存在ではない。頼めばデートもしてくれるし、手ぐらい繫いでくれるのである。もちろんイケると思えば、とんでもない3歳牝馬や化け物馬を用意してくれることもあるが、去年のように無防備に目の前にあらわれることもあるのだ。

世界中の気難しいレースに比べればどんなに優しくなってくれたことか。失うのは極論すれば菊花賞天皇賞秋の出走権だけ。コースだって馬場だって、こなせないというのはおごかましい。だったら何度でも挑戦すればいい、プロポーズしてみればいい。好きなレースだけをみて、自分を見失ってはいけないが、日本競馬そうやって強くなってきたのである。自然体で接していれば、いつか急に斤量差も埋めてくれるかもしれない。これからは付き合えるまでのドキドキを自然体で楽しもう。

 

結果として、これくらい拗らせましたね。