BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

2012/第19節大宮アルディージャ戦(4-1○H・等々力観戦)

採点(★はMOM)

西部(6.5):1失点は相手にしてやられたが、その後は安定したプレー。

山越(7.0):特指とは思えないフィットと落ち着き。前半途中で一瞬迷いを見せたが、積極性を取り戻すと後半は素晴らしい輝き。クロスにドリブルに得点に絡んだ。

井川(6.0):失点後は体を張ったプレー。後半持ち上がったところまでは完璧だったが、ラストパスがぐだぐだだったのは仕方ない。

實藤(6.0):安定したプレー。くさびのパスが入れられるようになると更に楽しみが増えるのだが。

稲本(5.5):前半かなり不安定なプレー。パスの精度が低く、攻撃を停滞させてしまっていた。もっと前を見てもらいたい。

田中裕(5.5):今日は悠と呼吸があわず。前半は右サイドを相手に制圧されてしまった。前がレナトに変わってからは落ち着きを取り戻す。

中村(7.0)★:前半は停滞するチームの中でもがいていたが、ロスタイムのゴラッソは圧巻。後半は1列上がって散らすパスに潤滑油に攻め上がりにラストパスに全てがスーパー。

風間希(5.5):かなり硬さが感じられる上に、ボランチの悪さに引っ張られて判断が全体的に遅かった。外す動きは流石だったが、いかんせんその後前を探してしまっていた。やはりボランチあたりで時間を与えられたほうが良いプレーができそう。

小林(6.0):PKをゲットしたプレーは見事だったが、それ以外は消えていた。相手との駆け引きに終始して、味方がボールを出せる場所にいることができなかったのが課題。

楠神(6.5):サイドでもプレーは冴え渡った。ドリブルできるシーンが増えたことも大きい。得点は走り続けたご褒美といってよい。

風間矢(6.0):前半は周りとの距離が遠すぎて、ほとんどプレー機会がなかった。後半距離感が良くなってからは質の良いチャンスメークができていた。ホンモノだろう。ただやはりトップ下で観たい選手ではある。

レナト(6.0):相手からかっさらった後のドリブルシュートは等々力にジュニーニョの幻影を思わせるナイスゴールだった。相手がバテた時間帯ということもあって、かなり自由なプレーが出来ていた印象。

大島:時間短く評価なし。

風間八宏(6.0):ハーフタイムに巧くチームを立て直すことが出来た。交代枠の使い方も妥当。ちなみに息子二人の起用も今日の戦力では極めてまっとうな判断だろう。

総評

入りよく特に左サイドの山越が積極性を魅せていた時間帯は期待させられたが、前半途中からはケアレスミスが多く、相手の危険なエリアまで辿り着くことが出来ていなかった。失点シーンは集中力がなかったといえ、その後のリズムの悪さには目を覆いたくなるばかり。しかし前半最後に山越が積極性を取り戻すと、ケンゴの見事なゴラッソが生まれて、雰囲気良くなってハーフタイムへ。後半はその流れのまま悠がPK獲得で勝ち越し。その後は前半で追い掛け疲れていた大宮を尻目に徐々にリズムがよくなり、終わってみれば4得点の大勝となった。新加入の選手3人も一応機能。特に山越は素晴らしかった。今すぐ大学辞めて加入してもらいたいくらい。ちょっとMQNを思い出させる突破力だった。風間チルドレンは1列ずつ下げた方が真価を発揮しそう。ただ移籍した二人以上の活躍を期待しても良い素材だろう。

ただスコアほど内容は良くなったのも事実。前の動きだし、特に右サイドは今後も課題。またイナのミスが多かったところも辛かった。今日のデキだと次はレナトとリョータをスタートから観たいかなといったところ。後半戦それなりにスタートを切れたので、今後の反撃に期待したい。