BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第17回NHKマイルカップ回顧】見た目は中山マイルっぽい結果でカレンブラックヒルが勝利

ダイワメジャー産駒が初年度でG1勝利。カレンブラックヒルは4戦無敗での戴冠となった今年のNHKマイルカップ。公式ラップは12.1-11.0-12.0-12.2-12.6-11.6-11.3-11.7。逃げたカレンブラックヒルはほぼイーブンラップで強かった、良い騎乗といいたいところだが、本来の適性を考えると今の馬場では、もう少し残り4ハロン目から攻めてもよかったように見える。つまり後続が残念すぎたともいったほうが正しいかもしれない。今年はスプリンター気質の先行馬が少なかったとはいえ、このペースを後続は追いかけなかったのだから、G1コンプレックス(レース後本人談)だった秋山騎手以上にへたれというか、ヌルすぎというか。着順の並びだけみると、朝日杯勝ち馬が2着ということもあり、中山マイルみたいなイメージの決着となったが、実質タフとは程遠い騎手のヌルさが導いた中山マイルとは対極的な結果と言ったほうがよさそう。

ただ悲願を達成した平田厩舎&秋山騎手陣営、特に逃げに出れた秋山騎手はお見事だったというしかない。カレンブラックヒルはこの世代のマイラーでは一応抜けた存在と言うべきか。ただ無敗の制覇といえど、エルコンドルパサーのときと比べてNHKマイルカップの小粒感半端ないなみたいなところは思う懐古厨。まあ上の世代もマイル路線は手薄なので安田記念に行くなら、無印にはできないかも。本来は安田記念みたいなレースの方が向いてそうだし。2着アルフレードはウィリアムズさすがというしか。3着クラレントもようわからんけど、4着オリービンともども厩舎の3歳春パワーみたいなものに押されたのかなと言った感じ。失格となったマウントシャスタは岩田がそもそも日和った位置取りになったのが最初の騎乗ミス。その時点で勝ち負けには参加できてなかったわけで、そこから無理なリカバリをしようとすれば…。失格はパトロールビデオみても当然かなという印象。シゲルスダチは無事だったのが何より。そして無事だったからいえるが、ズサーとなってから立ち上がるシゲルスダチ萌えた。しかも410キロ台でオトコ馬。オマエはハス太君か。