BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第6回ヴィクトリアマイル回顧】若き三冠牝馬が賭けた舞台で年度代表馬を下す

1週間遅れなので、軽く。オウケンサクラブリンカーだったこともあり、暴走気味の逃げ。後続もあまり縦に長くならない中での追走となったため、結果として速い流れでの道中とスタミナと末脚の速さを問われる展開で、実力馬が能力を出し切る形に。12.0-10.6-10.9-11.1-11.3-11.6-12.0-12.4

勝ったアパパネはやはりマイルが向いている。叩きのレースの選び方といい、今日のデキといい、きっちりマイルG1に照準を合わせた形で、三冠牝馬がここまで仕上げられたら、ブエナビスタでもなかなか勝てないのも納得。この舞台への適性と陣営の賭ける思いの差が出た形。今後もマイルでは牡馬相手でもそうそう崩れるところはないだろう。ただ次走、安田記念は間隔がないこともあるので、今回がっつり仕上げた反動がないかだけは気を付けておきたい。2着ブエナビスタはドバイ明けとしては、よくやっているし、マイルでこれだけ走れるのなら頑張った方だろう。ただやはり既にマイルの馬ではなくなっているし、ちょっと流れも悪い。前年秋に勝ちきれないままに年度代表馬のタイトルを背負ってしまったがゆえに、今年の現役生活について、どこにピークを持って行く見定めないと、このまま微妙な感じで終わらないかなということが心配。3着レディアルバローザは強豪相手に先行して粘ったのだから強い。秋が楽しみ。あとはまあグランプリエンゼルというか、矢作&ウィリアムズすげーくらい。