BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

開幕戦ふろん太勝利キタよー

待ちに待ったJリーグ開幕ということで行ってきました等々力。ふろん太クラスタが試合前にフロンパークに集まるということで顔を出したのだけど、知ってる人が1人な上に、微妙にコミュニティ出来てて、ホーム開幕戦でちょっとアウェイ感を感じる不思議なスタート。いや久々に新鮮でしたね・・・。でも何人かはご挨拶出来たのでよかった。くるみパンケーキごちそうさまでした。美味しかったです。

試合はいつも通りSゾーンで観戦。のんびりしてたらアウェイ寄りになってしまったけれど、久々の等々力いいものですな。スタメンは杉山、田中、井川、横山、小宮山、柴崎、稲本、ケンゴ、ノボリ、矢島、楠神。4-4-2。ベンチには山瀬、田坂あたりが控える厚い布陣。キックオフ直後は開幕と言うこともあってか、やや硬さが見られる立ち上がりに。消極的とまではいわないものの、山形の中盤を飛ばしたサッカーに付き合ってしまい、セカンドボールもそれほど奪えず攻撃を受ける時間帯が続く。とはいえ、決定的な仕事はさせずに時間が経過すると徐々にふろん太ペースに。そして34分に左サイドで矢島がボールを受けるとDFを振り切り緩急付けたドリブルでゴール前に進入すると、そのままGKの股を抜いたシュートを決めて先制。矢島はこのゴール前後もゴール前に鋭く進入して、キレのある動きを披露。後半に入るとスタミナ切れが消えてしまって交代になってしまったが、今後怪我さえなくコンディション整ってくれば、やっぱり楽しみな選手。

試合のほうは先制の5分後に今度はケンゴのスルーパスから、真ん中やや左からノボリがドリブル突破。スピードに乗ってゴール前に持ち込むとそのままゴールで2点目。ノボリは試合直後はミスが目立ったが、この時間帯は常にスピードに乗った動きを見せていて、こちらも今年は楽しみだなと思わせるプレーだった。ちょっとフィジカル的に負けかけたところは気になったけど。他に点が獲れた時間帯で目立ったのは新加入の柴崎。噂に違わぬボランチとしての視野の広さとシンプルだがリズムを生むプレーを見せてくれた。何よりポジショニングが良くて、気の利く場所にいては、シンプルにはたいて、ボールを展開するので、良い時間帯にリズムが生まれたのは柴崎の効果が大きかった。前半はこのまま優勢のまま終了。後半も早めに3点目と期待と思ったのだが・・・。

後半始まると試合は膠着状態に。守備組織そのものに破綻はなく、山形の攻撃もアイデア不足というか攻める方法もないため脅威はないものの、前半ほどくさびのパスや広く使う展開が見られず。特に前半見られていたサイド攻撃が影を潜めて、中央にボールが集まるごちゃごちゃした展開に。というわけで、ノボリと矢島が交代して打開を図るも、イマイチ。右サイドの田中裕介はまだ遠慮が見られるのか、かなり自重していてそれもあってか、まったりとした感じに。何度か獲れてたコーナーキックで得点の気配がなかったのは残念なところ。課題だろう。後半残り10分ほどからは山形が攻勢。ケンゴに代えて山瀬。するとアディショナルタイムに山形の攻撃から跳ね返ったボールがハーフラインあたりにいた山瀬に。そこから一人でドリブルで持ち込むと、最後はGKに阻まれるもシュートまで持って行って、スタンドを沸かせた。ほどなく試合終了。山形の攻め手のなさもあって、守備の再構築はとりあえず及第点。リスク管理というか、約束事は細かくなってるのかなーという印象。攻撃に関しては、前半の良い時間帯は個の力と組織の力が噛み合いかけていたもの、まだまだ熟成が必要かなといった感じ。新戦力多いし、まだイメージがあってない場面がそこかしこに。ただまあ開幕戦だし、スタンドも何度か沸いたし、無失点勝利なんだから、あまり贅沢をいってはいけないかな。以下、改めてまとめ。

  • 柴崎はこのプレーが続けられればスタメン。つーか、マジで周り良く見てるし、シンプルにリズム作れるし、ケンゴは安心して前目で勝負できる。今後はミドルシュートと、もうちょっと前を走らせるパスが見たいところだなーと。
  • ヨコのCBは守備力若干怖いけど、ビルドアップ出来るのはデカイ。落ち着いて最終ラインでボール回せるのは大きい。ただ相手が山形だったしねとも。
  • ケンゴは調子すっかり戻ってたぽい。安心。
  • 矢島はやっぱり抜けてるFW。怪我さえ・・・怪我さえなければ15点くらい獲れるよ?
  • ただ矢島も楠神もまだ出し手との呼吸が合いきってなかったところが、今後へのノビシロでもあり、課題でもあり。まあジュニと黒津が戻ってきたら、また違うだろうけど。
  • 大師巻が予想以上に美味かった・・・。