BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第56回オールカマー】シンゲン、ドリームジャーニー共に復活の狼煙

レースの特性

中山芝2200mという特殊舞台とあって、リピーター狙っておけば良いレース。開催時期的に馬場が良いので、ある程度前に行けてロングスパート出来るタイプが有利。古馬のコース実績がある有力馬が普通に来るレース。

レース前の見立て

宝塚記念は一頓挫あっても力は見せたドリームジャーニー。体調さえ戻っていれば、マツリダゴッホがいここはコース適性的にも能力的にも一枚上。2番人気ジャミールが勝つには馬場の摩擦が少なすぎる。シンゲンは休み明けがどうなのというところで、これ以上は考えなかった。

レース回顧

神戸新聞杯とは打って変わって、シルポートがある程度のラップを刻む展開で前半1000mは60秒フラット。この流れになればドリームジャーニーの流れだろうと注目していたら、4コーナーで往年のピッチ走法でキッチリ上がってきた。直線早い段階で前を射程に入れたのをみて楽勝かと思ったら、内から休み明けのシンゲンが力強く抜け出してきて押し切ってしまった。休み明けは苦にしないタイプとはいえ、これはお見事。Cコースに変わって、内の馬場が良いのを最大限に生かしてじっくり脚を溜められたし、ある程度流れが速くなったこともあって、ホワイトマズル産駒らしい押し切りを見ることが出来た。次走天皇賞は二走ボケが怖いところ&結構スローになることも多いので、展開が向くか。ある程度流れる形となれば去年より着順をあげられるかも。ドリームジャーニーは復調の手応えを感じさせる2着。コーナーの動きを見れば本物だろう。ただし基本的には小回りロングスパートで味があるタイプ。こちらは後ろから行くタイプだけにシンゲン以上に秋天では展開の助けが必要そう。有馬記念ではキッチリ狙いたいところだが。3着トウショウシロッコ、4着サンライズベガ共に力は出し切っているが、相手が悪かった。ジャミールが好走するには馬場が良すぎた。ミステリアスライトはまだこのレベルで走るには余程のスローペースにならないと。