BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第54回有馬記念回顧】軽く飛んでグランプリ春秋制覇にポストSSの涙をみる

というわけで、今年のJRAの競馬も終わりである。

レース結果

第54回 有馬記念

レース回顧

6.8-11.0-11.2-11.3-11.9-12.3-12.6-12.3-12.5-12.1-12.0-11.7-12.3

今年の有馬記念は「エリ女事件」のトラウマからの必要以上に前に行く馬のマークは厳しくなるこの秋の競馬の流れをそのまま表した競馬になったといえよう。リーチザクラウンが単騎で逃げるも、息の入らないペースで制御は効かない。しかし一連の流れから楽な逃げは許さない先行馬&マツリダゴッホは3コーナー過ぎから早々と前を潰しにかかる。結局前に行く馬はほとんどゴッホに掃除され、お誂え向きな展開となったドリームジャーニーは「軽く飛んで」の完勝となった。いやまあしかしペースが速かったとはいえ、4コーナーから軽快なコーナリングでまくってきた姿には一瞬ディープなんちゃらの面影が見えて、朝日杯で蛯名が「軽く(ry」と言ったのも不思議ではないなという手応えの気持ちが良い勝利だったのは確か。と、同時に天皇賞で掲示板外した馬がアッサリと巻き返せてしまうあたり、ポストSSの競馬は本当にコース適性、馬場適性で勝ち馬がコロコロ変わる時代に突入していて、さらに2番人気だったあたりに競馬ファンもそのへん順応してるよなと思わざるを得ないのである。特に種牡馬入りという話も聞かないので来年も現役を続けるであろう勝ち馬にそのへんを克服した走りを期待したいが、まあ普通に宝塚記念でまた買っておけばいいんじゃない的な雰囲気を感じる。

逆に秋3戦勝ちきれなかったとはいえ、どんな競馬場、どんな展開でもキッチリ上位に入線した2着ブエナビスタはえらい。3歳牝馬で「挑戦者」であるはずのこの馬が王者の競馬で負けてしまったのはこれは仕方がないし、評価を下げる必要はまったくない。成長度という意味では完成されてそうで、来年牡馬に勝ちきる上積みが得られるかは微妙なところだが、ダスカになれる可能性を持った馬だといっていいだろう。

3着エアシェイディはギリギリ掲示板くらいまで着順を落とすと思っていたが、思った以上に流れが向いたイメージ。ただまた後方からの競馬は他にサンデーサイレンスがいないために通じてるだけの武器。それで勝ちきる能力があったら、もっと前に勝っていそうで掲示板をウロウロは続くのではなかろうか。4着フォゲッタブルが3歳牡馬最先着。成長力という意味では一番のものを持っているのは確かも、DID産駒が古馬になってどこで勝とうかという悩みもあり、YOUメルボルンC行っちゃえYOと叫んでおく。5着マイネルキッツはいつの間にかの掲示板確保といった印象。三浦皇成ヨシトミ先生化は順調に進んでいるようで何よりである。グラ基地の星セイウンワンダーは6着。後方から良い位置で競馬をしていたが、伸びずばてずの流れ込み。本質的にはやはり距離が長いのかなといった印象で、来年の春は親父よろしく安田記念なんてどうでしょう?7着ゴッホはご苦労さん、8着イコピコは実力は出し切ったピコ、13着リーチザクラウンはダートに行け、15着アンライバルドは・・・どうしたんだろ?

とにもかくも今年のJRAの競馬は終了。たぶんもう一回くらい更新がある予定ですが、一年間読んでいただきありがとうございました。来年はtwitterに感けずにもうちょっと更新をしたい・・・が、むしろtwitterの発言をうまくブログ化する方法を考えてみたほうがいいかもしれないw


レース後のコメント

◇1着

◇2着

◇3着