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BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第69回皐月賞回顧】13年前のはじまりの時に思いを馳せるアンライバルドの勝利

何を隠そう記憶にある最初のダービーはフサイチコンコルドが勝った13年前のダービーであった。あのときダビスタを始めたばかりの中2!の僕は、ノーザンダンサーの3*3というインブリードという響きに取り憑かれ、まあ見事に競馬に嵌っていったわけである。で、当然のごとくPOGなどに手を出し、毎年毎年良く見せるバレークイーンの仔に騙され続け(ピタゴラス!)、そんなこんなで社会人4年目突入・・・、ああもう27歳、思えば中2病も遠くになりにけり。そんな月日を経てのバレークイーンの仔のアンライバルド皐月賞制覇である。まあ、あれだ競馬っていいよね。

レース結果

第69回 皐月賞結果

第69回 皐月賞レース映像

レース回顧

13年前に出会った競馬の風の匂いとともに、「競馬」を再認識した今年の皐月賞。ラップと展開とともに上位馬を振り返ってみる。

抑えの効かない先行勢を更に外からリーチザクラウンがプレッシャーを掛ける展開が生み出した流れは12.1-10.8-11.9-12.1-12.2-12.1-11.9-11.8-11.7-12.1。見事に平均ラップが続く息の入らない競馬。勝ったアンライバルドは折り合いに不安があっただけに、この流れは幸いだった。道中は中団でピッタリ折り合うと、4コーナーから仕掛けた時の脚はやはり一級品。一瞬で馬群から抜け出すと後はセーフティーリード。最後は坂を上がって若干止まったように見えたが上がり34.6でまとめて見事に皐月賞制覇となった。とにかく今回は折り合いがガッチリついたことが勝因といえようが、注目すべきはやはり岩田の技術。ウオッカ安田記念が記憶に新しいが、とにかく馬の一瞬の脚を引き出して、さらにそれをゴール板までピッタリ保たせるその好騎乗がここまでの圧勝劇を生み出したのであろう。これが武豊や四位だったら恐らくタメご(ry もちろんこれは馬の力があっての芸当。13年の間を経てG1馬を送り出したバレークイーンには恐れ入るとしかいいようがない。次走は当然ダービー。課題は今回の1.58.7という速すぎる時計がもたらす反動と坂を上がって止まったように見えたところ。まあ反動はここまでゆっくり使っているし、馬体重も変動が少ないタイプだけにあまり心配ないかもしれない。距離については血統的には当然問題ない。キレすぎるような脚についても鞍上が岩田だけに保たせてしまうような気はする。長くいい脚を使える馬に、ピッタリ後ろからマークされた場合が怖いくらいか。まあさすがに大崩れはしないでしょう。

2着3着馬はそういう意味で後ろから長く脚を使っただけに次は頑張りがいがありそう。2着トライアンフマーチは良くも悪くも母父が素直に出るスペシャルウィーク産駒。いかにもリファールっぽい末脚だった。思い返せば皐月賞はリファール系が強いレース。血統で馬券を買うものとしては拾っておかねばならない馬だった。く、悔しい・・・でも血統は侮れない・・・ぶるぶる。ダービーは緩急が求められることと、下手に色気を保って乗ると良くないタイプだけに評価が難しいところ。3着セイウンワンダーは良く復活してくれた。嬉しい。超嬉しい。今回は後ろからいっただけに距離についてはまだ未知数なところはある。ただ父グラスワンダーにしても距離不問であったわけだし、リアルシャダイサンデーサイレンスが入っているのだから、普通にこなしても不思議はない。ここは宝塚記念の親父ばりにアンライバルドをピッタリマークし潰しにいって欲しいところだ。実を取るならマイル路線だろうけどね。

1番人気のロジユニヴァースについては、位置取り折り合いともに問題なかったように見えるだけに敗因はマイナス10キロの馬体重に求めたくなるところ。実はここまでのレースは全て3ヶ月近い休み明け。使い込むとダメなタイプなのかもしれない。それと今回は初めてのG1で厳しいラップ。ここまで本当の意味で揉まれた経験がなかったのも災いしたとも想像できる。そうなるとダービーでこの経験を生かせるかということになるのだが、ダービーを勝つには上がりが足りないイメージがあるんだよなあ。人気もそうは落ちないだろうし、あまり積極的に買いたい気はしない。

最後にリーチザクラウンについて軽く触れておくと、母父にSeattle Slewが入ってるだけに、この一本調子は天性のモノ。押さえつけてもどうなるものでもないのだろう。ダービーでは思い切って逃げる形になると思われる。とはいえ、Bold Ruler→Mr. Prospector→Seattle Slewには府中の2400を押し切れるスタミナも瞬発力もイメージできず、正直厳しい。むしろダートに行けば化けるんじゃないかと思うだけに路線変更に期待したいところだ。

レース後のコメント


◇1着アンライバルド

※岩田騎手 位置取りに関しては出たところで折り合いをつけるつもりでした。道中はいつもより折り合えて逆に手応えを心配したくらいですが、仕掛けた時の反応は良かったです。4角手前でゴーサインを出したらまとめて交わしてしまったのであとは何とか我慢してくれと思っていました。このまま何とか無事に行けばダービーでもチャンスがあると思います。

→鞍上も早いと思った仕掛けではあろうが、それを保たせるのは間違いなく騎手の技術。

◇2着トライアンフマーチ

※武幸騎手 体調がいいのは分かっていましたからね。今まで教えてきたことがようやく実を結びました。まだフラフラ走っていましたが、最後で爆発してくれました。勝った馬は強かったですが、この馬もまだ力をつけてくれると思うのでダービーでもチャンスはあると思いますよ。

→今回は騎手も無欲に乗った競馬。ダービーも下手に色気出さなければ・・・。

◇3着セイウンワンダー

※内田博騎手 本当はもっと前でレースをしたかったが、スタートでヨレて後方からに。前に勝ち馬を見ながらレースをしたが、向こうが動いた時に離されてしまった。瞬発力の差が出たけど、最後はこの馬も詰め寄っているし、伊達に2歳王者ではないよ。距離も問題なかった。今日は負けたが、この内容なら次走が楽しみ。

→長く脚を使えると感じてくれたなら楽しみ。2歳王者は伊達じゃない!(アムロ声)