BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【第53回有馬記念回顧】ダスカが・・、まだ、逃げてる途中でしょうがっ!!

今日僕はスクリーンヒーローダイワスカーレット負かしに行った姿に、毎日王冠グラスワンダーを見たわけで・・・、そんなのはグラ基地だけだというのは十分わかっており・・・、だけどダイワスカーレットサイレンススズカを見たかというと、それは無理と思われ・・・、父さん、ダスカに満足できない僕は贅沢なのでしょうか?

なんかテンションあがらずネタに走りました・・・。

レース結果



レース回顧

振り返ればエイシンデピュティが回避した時点で、今年の有馬記念は「いかようにしてダイワスカーレットのペースを乱すか」が勝負であったといっていい。殺到する男達をちぎり捨て、振り払ってゴールへ駆けていくスカーレット。手乗りタイガーを巡って男たちをなぎ倒していく、みのりんのように!そんな風景を思い浮かべていた僕の眼前に広がる光景は15時25分、後方でウダウダしているマツリダゴッホ@蛯名と、2番手で追走するも追い上げる脚はなく、ただただ後続を蓋していただけのメイショウサムソンと@武豊であった。何だよ、これ。いや、ちぎり捨ててはいる。だけどなあ・・・。

もちろんレースとしては文句ない圧勝なのに違いないのだ。4コーナーで並ばせない、力で押し切った逃げきりなのだから。さらにいえば37年ぶりの牝馬有馬記念制覇である。一方のメイショウサムソンにしても勝つための2番手だったわけで、動きたいけど動けなかっただけ。ただ結局鈴をつけにいくべき馬が動けず、勝負にいけたのはスクリーンヒーローデムーロのみだったことに、個人的な不完全燃焼感はぬぐえない。だったらラスト12.3くらいでまとめてクリスエス並のぶっちぎりを・・・っていうのも無理な相談だとはわかっているのだが。うーん、今日の有馬記念をもってしてもなおダスカについて、僕はホント強さ以上に魅力を感じないのは、申し訳ないとしかいいようがない。

一方スクリーンヒーローについてはテンションがあがるレースであった。毎日王冠ではないけれど、自力で勝負をしに行っての5着。2,3,4着は勝負を捨てて終いをかけた馬たちだけだっただけに、この走りは次に期待を抱かせるもの。それに有馬記念はもともと出る予定ではなかったレースだけに体調面で若干反動があったとも思える。前走がフロックではないことを見せ付けてくれただけに、本当に来年が楽しみになった。目標は天皇賞春になるのだろうが、平坦に変わるのもプラスだろう。

2着アドマイヤモナークは殿一気で展開を味方につけた形。3着エアシェイディは中山芝2200で重賞を勝ってるわけだし、天皇賞からいってこの走りは予想内。4着ドリームジャーニーもこのメンバーで終い勝負なら不思議ではない走りといえよう。

・・・いまいちまとまらないし、ノリの悪い回顧になってしまった。仕方ない。ヒーロー負けちゃったし。ただレース自体というか、ダスカの走りはすばらしいものであった。ぜひこの走りはドバイWCで見たいものである。とりあえず、あれだ、グラス最強。

レース後のコメント