なかなか混戦で面白そうなので、たまには菊花賞予想を載せてみる。なにしろ上位人気のオウケンブルースリ、マイネルチャールズがいかにもあやしいのだ。オウケンブルースリは父親がジャングルポケットで京都の長距離ではどうしても3着まで終わってしまうトニービン系。マイネルチャールズは上がりのかかる競馬でこその馬だけに末脚の鋭さが求められる昨今の菊花賞では適性外の印象だ。ここで血統で長距離適性のある馬を拾って当てたらカッコイイだろう。
時間もないので結論から書くと、本命はメイショウクオリア。父は言わずとしれた菊花賞馬マンハッタンカフェ。春には字面以上に長距離適性が求められる京都新聞杯を勝っている。ここ2戦は二桁着順だが強行軍でのダービー。休み明けと敗因はハッキリしている。鞍上も魅力でここはミラクルの再現を期待したい。
対抗はスマイルジャック。神戸新聞杯で折り合いがつかなかったのは不安だが、春の皐月賞でも同様でそのあと巻き返している。セントクレスピン、マルゼンスキー、サンデーサイレンスと重ねられた母系はまさにスペシャルウィーク。不安は父親でタニノギムレットはロベルト系なのに母父のグレイソヴリンが強く出ているせいか、産駒はどちらかというとトニービンぽいところ。ダービー2着が菊花賞馬というのは想像しやすい展開だが、若干そこに不安を感じるので対抗まで。
単穴はベンチャーナイン。父親はスタミナ系のサンデーサイレンス系エイシンサンディ。神戸新聞杯もある程度まとめてきているだけに、ここは注目。他に血統的に気になる馬をヒモにぞろっと買いたい。列挙するとナムラクレセント、ロードアリエス、スマートギア、ミッキーチアフル、シゲルフセルトあたりまで。あと能力で2着はありえるので一応オウケンブルースリは抑えておく。以上8点の馬単馬連と◎の単勝で勝負。マイネルチャールズはいかにも中距離馬&上がりが厳しそうで今回は切りたい。