久々にNumberが競馬特集なので買ってみた。バックナンバーはこちらから。全体的にはNumberらしい落ち着いてる読める感じに仕上がっている。その中から気になったのをあげてみる。最近競馬の特集も減ってるだけに、気になった人は買ってあげましょう。ちなみに書評は傍観罪は終身刑さんとこにもあり。
岡部幸雄「日本が世界を制す日」
もう岡部が机から名刺出しているという描写だけで面白い。やべー。んで、言及しているところでは検疫体制を「厳しすぎる」と認識しているっぽいところや、若手騎手に対するチャンスの少なさについて憂えているあたりか。全体的には無難な構成。
メイショウサムソン「義理人情と凱旋門」
細々と義理人情を重んじて、競馬にかかわってきたオーナーに武豊への乗り替りを決意させたメイショウサムソン、そして凱旋門賞。こればっかりはもう「チャンスのある馬を持った」馬主にしかわからない心境か。娘にはらしくないと言われようが、その夢はとめられないだろうなあ。そう考えるとディープを持っていた金子氏のプレッシャーや想像も出来ない。
岩田康誠「競馬を変える男」
リーディングを突っ走っていた今春を「病んでいた」と感じていた岩田騎手。そんな中でムーンで勝った宝塚記念が鮮烈な体験をもたらしたようだ。騎手にとっての薬は「良い馬に乗ること」でしかないんだなということを改めて感じさせるインタビュー。
シェイク・モハメド「侵略者か救世主か」
「日本の競馬の規制をこじ開けるのか、諦めるのか、それはシェイク・モハメドにしかわからない」すげー本音。
日本男児の時代がやってきた!
金満王様こと田端到のコラム。ルドルフがいい味w