BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

ニライカナイからの手紙 [DVD]

竹富島蒼井優のプロモとしては合格。映画としては微妙。

去年の夏休みに竹富島に行った&年が明けても蒼井優祭りということで借りてきた作品。出てくるシーンシーンが、まだ行って記憶の新しいところばかり。物語のキーになるコンクリートの桟橋が思いっきり長居した場所だったりと、個人的には楽しめる映像が多かった。見てから行っても面白かったんだろうなという気持ちにも。風景風景が2006年夏を思い出させるので、個人的な記憶の喚起という意味では楽しめた。

蒼井優は相変わらず安定して上手い。沖縄弁も心地いいし、変身と違って主役は役が出来ているので、演技もしっかりしている。沖縄から東京に出てきて消耗していく様子なんかもありがちだけど、よく出ていた。こういうのシーン見ると、上京コンプレックスを刺激されるのは何だろう。東京タワー見るシーンとか、想像は出来るけど、共感できるかというと微妙。憧れのないまま、もうすぐ25歳。オトナになること、環境の変化に対してのシンボルとして東京タワーが出てくるのを見るたびに、僕は一生このままでいるのかなぁ、どこかに突き抜ける瞬間はあるのだろうかと思う今日この頃。ずるずると生きているような気がしてならないぜ。

で、肝心の映画の出来はといわれると、正直あまりよろしくない。ストーリーは途中から話が読めてしまうので、よほど上手く展開させないと飽きるのに、ただだらだら手紙を読み返すシーンが出てきたりと、がっくりな感じ。

脇役の甘さも目立つ。幼馴染の女子の存在意義がわからない。憎まれ役のようで、そうでないような。立ち位置がはっきりしなさすぎ。出すならもっと時間をかけて描くべきだろう。出さなくても良かったと思うし。アシスタントとして住み込みしてる先のカメラマンがほとんど描かれてないから、ただの厳しい人になってしまっていた。だから上京してからの、葛藤というより、ただ疲れてるだけに見えてしまう。それはそれでリアリティあるっちゃあるが感情移入しづらい。

演出面では絵を見せたいからだろうが、主人公の周りをやたら暗くしがたがるのは安易過ぎる。普通一人暮らしで疲れて帰ってきて、ベッドにバタンQするときって、鍵開ける→電気つける→散らかった部屋→でもそのままベッドにGOでしょう。部屋暗いまま倒れこんだり、そのあと電気もつけずに手紙読み出すとかありえん。ラストも何故か街灯もない砂浜で手紙読んでるし。それと桟橋の先端にポスト置くとかね。絵を綺麗に撮りたいのはわかるけど、ありえない設定は興ざめするから好きじゃない。

竹富島蒼井優の雰囲気だけはいい感じではある。竹富島行ったことある人は楽しめる。蒼井優好きも見て損はない。ま、映画としてどうなのと言われたらススメナイ。

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