BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

JRAがパート1入り

【ひとこと】

※祝!50万ヒット!

【注目記事】

日本のパートI 国昇格について

★★日本がICSのパート1国に昇格 約60の重賞競走が国際格付けに★★

パート?国昇格 ”何も変わらない”一等国入り<馬券日記 オケラセラ@馬耳東風>

昨日の風はどんなのだっけ? - 日本のパートI国昇格について : JRAニュース

パート1昇格の感慨<殿下執務室>

これだけで終わるのもあんまりなので<DREAM SCHEME

パート1入り<嵐猫>

国際化の指針としての「Part1国」<あさ◎コラム>

パートI<YamanoWeb.com ■山野浩一WORKS■>

※パート1入り一本に絞ってまとめてみた。

なんか浮かれ調子のJRAの発表とは裏腹に競馬blog界隈では冷静な反応が。まあパート1言われても、よほど競馬好きでないと反応できないし、パート1の意味がわかってる人はこういうリアクションしか取れないんだろうなあ。

本来セリ名簿の格付けという意味合いしかないパート1入りが、いつの間にかJRAの悲願になっていたのは、国際化を目指さざるを得ない中で一番わかりやすいスローガンだったからだろう。国際化の象徴としてのパート1入り。確かにキングジョージ凱旋門賞をそれぞれ3着。メルボルンCを制覇の2006年に認められたのは、一つの区切りとなるのかなという印象。JRAは諸外国の国際化の圧力をのらりくらりと交わしながら、生産者の保護と競走馬の国際競争力の向上を何とか両立させながら、ここまで来たのは良いのか悪いのかは置いておいて見事というしかない。

パート1国入りしたところでの醒めた反応も、今さらスローガンなんてなくても十分国際化してるじゃんという裏返しという面もあり、そこはやはりJRA、関係者の努力の賜物なのかなあと。ただ一方で国内産業保護の二兎を追っての、国際化により結果的に失ってしまったものが多いのは、各blogで述べられてる通り。グランドデザインがないと言われる日本競馬の中で唯一の共通したベクトルであった国際化がひと段落ついたところで、今度こそ日本競馬の未来を考えた戦略、グランドデザイン作りが急務なんだろう。結局地方競馬どうなってるのよという話なわけだし。