【ひとこと】
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※パート1入り一本に絞ってまとめてみた。
なんか浮かれ調子のJRAの発表とは裏腹に競馬blog界隈では冷静な反応が。まあパート1言われても、よほど競馬好きでないと反応できないし、パート1の意味がわかってる人はこういうリアクションしか取れないんだろうなあ。
本来セリ名簿の格付けという意味合いしかないパート1入りが、いつの間にかJRAの悲願になっていたのは、国際化を目指さざるを得ない中で一番わかりやすいスローガンだったからだろう。国際化の象徴としてのパート1入り。確かにキングジョージ、凱旋門賞をそれぞれ3着。メルボルンCを制覇の2006年に認められたのは、一つの区切りとなるのかなという印象。JRAは諸外国の国際化の圧力をのらりくらりと交わしながら、生産者の保護と競走馬の国際競争力の向上を何とか両立させながら、ここまで来たのは良いのか悪いのかは置いておいて見事というしかない。
パート1国入りしたところでの醒めた反応も、今さらスローガンなんてなくても十分国際化してるじゃんという裏返しという面もあり、そこはやはりJRA、関係者の努力の賜物なのかなあと。ただ一方で国内産業保護の二兎を追っての、国際化により結果的に失ってしまったものが多いのは、各blogで述べられてる通り。グランドデザインがないと言われる日本競馬の中で唯一の共通したベクトルであった国際化がひと段落ついたところで、今度こそ日本競馬の未来を考えた戦略、グランドデザイン作りが急務なんだろう。結局地方競馬どうなってるのよという話なわけだし。