BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

正直薬物の問題なんてどうでもいいんだけど

本質的なことを言えば、今回ああいうエントリを書いたのは薬物どうこうという問題ではなくて、トラセンに来るエントリが面白くねーと書いたことに対する続き。具体的に言えば、トラセンにトラックバックしてくる競馬blogはこのままでいいのか?という苛立ちみたいなもの書かせたといっていいもの。トラセン自体は競馬blogを集中させるという目的においては、今なお十分機能してるとは思うんですよ。ただその先、閲覧者が読みたい競馬blogがそこにあるかと問われたならば、現状はNOとしかいいようがない。で、それをクリアするためには、一つには手動で選別をはかるしかないのだけれど、手間もかかるから非常に難しい。で、もう一方の問題、選別するにしても、果たしてトラセンにトラックバックしてるblogがどこまで読み手のことを意識しているのか。もっとキワドイ言い方をすれば、wwwに文章を公開するということは、全世界に自分の無知をさらけ出す危険性があるということ。それに対して、どこまで意識があるのか。もしかしたらどこかでコイツなーにバカなこと言ってるんだか、と笑われてるかもしれない。頭悪いなーと思われてるかもしれない。出版と違って、自己表現のハードルが下がった分、それだけチェックが甘く、自らの不見識をさらけ出すかもしれないということ。そのことを全く意識してないで、書いているblogが多すぎる、意識してないくせに、トラセンにトラックバックしてきて、「もっと見て!もっとアタシを見て!@アスカ」と叫ぶblogが多すぎるんですよ。


一応訂正を入れておきますが・・(アホらしいので書きませんでしたが)そりゃ治療薬は仕方ありませんよ。そんな事は誰でも解かる事です。ここに突っかかってきた方がおられたので一文を追記しておきます

<中略>

と、わざわざトラックバックしてまで批判してくれた方がいらしたのでw少し自分の考えをくどく書かせて頂きました。

<中略>

当然ながら僕の呟きに関しても同じ事が言えます。一応他の様々な価値観についても某所で一通り目を通して理解しているつもりです。要約すると苦情は受け付けませんという事ですw

競馬ステーションNEO:ディープインパクト禁止薬物検出・続報 - livedoor Blog(ブログ)

自分の文章をいちいち書いてないことまで考えて、読んでくれると考えること自体が甘いんですよ。もしそうして欲しいなら、自分の本質的な意見がどこにあるのかを少なくとも明示しないと読み手はわからない。そもそもこのサイトどのエントリも構造的に引用が多すぎて、何が書き手の言いたいことなのかがさっぱり伝わらない。引用&感想の繰り返しでエントリが終了している。さまざまな価値観を提示しましたといえば聞こえはいいかもしれないけど、読み手は混乱して当たり前の文章構成。情報を集約するにしてはリンクが散乱してるし、あいだで管理人の感想が無造作にちりばめられてるし。そういう構成で読み手の俺の言いたいことを理解しないお前が悪いと言われても正直困る。もし読み手に誤解して欲しくないのなら、それ相応の文章力をつけるべき。最低限の構成力が足りないのに、苦情は受け付けないといわれても。挙句の果てに間違いを指摘されてアンチ認定とか、トラックバックで批判が来るという至極当たり前のことにいちいち反応していたら、ウエブに文章を公開することに対しての認識が甘すぎるとしかいいようがない。


そこまでこのニュースをおっかけて正しい情報を掴んでいる人ばかりじゃないと思うんですよ。そういう人はきっと発表のあった翌日のスポーツ新聞かなんかを読んで、「ディープって禁止薬物を使ってたんじゃん」ってところで終わっちゃう話なんじゃないかなーって。今まで10数戦バレない秘密の薬を使ってるとかじゃなくて(笑)、バレないとこで何かやってんじゃないの?って思って話が終わっちゃった人だって多いんじゃないかなと。

<中略>

むこうが「残されたか残されてないかどう思ってるか」の方が大事だと思うんですよね。将来ダービーとか天皇賞が外国馬に完全開放されて、どっかの国のスーパーホースが来るってんで総力挙げて協力したのに、来た客はバカ騒ぎするわ、禁止薬物は使ってたわ、トップは結論が出てないとか言ってこちらに対して謝罪はないわ、ではどうにもならないんじゃないでしょうかね。

※コメント欄から

多いんじゃないかなと思ったとして、なぜあのような書き方になるのか。どう考えても薬物使用とこれまでのレースぶりは、今回が故意でないのだったら、関係のない話のはず。にも関わらず、常識はずれのレースぶり=薬物使用と考えることは、さも当たり前のような文章展開が理解に苦しむわけで。治療目的でイプラトロピウムを日本で常用していたとしたら、それはどの馬も条件は同じ。なぜディープインパクトだけが、その恩恵を受けていたのか。事実がわからないままに、それを追認するような、読者をミスリードするような文章を書くことに問題があるのではないかという批判なわけで。

またフランスギャロは汚点だというような言い方は今のところしていない。イプラトロピウムの使用自体は禁止しているわけではない。ルールはルールだとしか言っていない。結論が出ていない状況で何を謝罪すればよいのか。上記のような誤解が生まれかねない状況でいきなり今回の件を早々と汚点だと決め付けることは組織のトップとして本当に正しいのか。まあこの発言に関してはさまざまな意見がある。だが、今回理事長はディープインパクトの薬物使用件について、コメントしたわけで。それを勝手に観客のバカ騒ぎと結びつけて勝手に納得するのは想像力が豊か過ぎるのではないだろうかと指摘したい。今回の引用でこちらが指摘したいのは、勝手に関係ないことを結びつけて結論を出すのはミスリードではないか?というものなのですよ。

※コメント欄の引用は当人かどうかわからないし、危険なんでは?という指摘をいただいたので、とりあえず消しておきます。確かにそれは全く考えてなかった。

で、わざわざここに挙げたサイトの方には悪いがしつこく突っ込んでるのは、冒頭に述べたように、あまりにも読み手に対する意識が希薄ということに対する問題提起という意味が大きい。さらに何故このような状況が生まれるかというとこまで突っ込んでみるとMARIUSさんが述べているように、競馬blog・・・というより、競馬に関わる文章全体に関わることだが、記事が異様に予想に偏ってることが原因なんだろうなと。予想というのはどうしても、ケチをつけづらい。結局どんなに破綻した予想をしたところで当たったもの勝ちという文化があるだけに、他者の予想に対して意見を言うのは難しいところだ。これが回顧ならば意見の交換は可能。だがそれだけに書くためのハードルは高い。結果としてどうしても言いっぱなしで済む予想記事ばかりが溢れるという図式。が、改めて言うまでもないが、人が読んで面白い予想なんてほっとんどない。しかも他者からのツッコミがないから、いつまでたっても記事のレベルがブラッシュアップされない。ゴミ記事が溢れるという構造的な問題が競馬blogにははびこっているのが現状なのかなと。それに対する一つの抵抗としての今回のツッコミなのですよ。

ま、それとは別に競馬情報のインプットスキルの低さというものも現状は見受けられるのも感じられる。競馬blog書いてる人、読んでる人でタブブラウザRSSリーダーソーシャルブックマークなんてものを使いこなしてる人がどれだけいるのかというと、かなり疑問なところ。てなわけで、そゆとこの補完として、現在トラセンで色々企画を考えてたり。ま、近々始動予定ということで宣伝で最後締めてみるw

※トラセンは私の一存で動いてるわけではないので、ここで企画どうこう言ったのは不適切でした。私単独がトラセンに関わってるスタンスとして、この流れがあるよということで、他の関係者の方はまた別の思いでやってるかと思われます。勢いで書いたとはいえすいません。