2006-07-10 容疑者Xの献身 30_Book 作品単体でいえば東野作品の中では中の上。若干トリックが東野作品にしては甘いかなあという感は否めない。もちろん東野作品の肝である登場人物の動き方、人間味というのは非常に感じられたけど。主体は主人公の無骨な愛情と湯川との会話だったりするのだろうから。しかしだったら白夜行で直木賞取れなかったのが不思議という感じではある。とりあえず読めという本リストには入る。