◆フジキセキ産駒
SS二世として、早くから活躍馬を出してきたフジキセキ。これまでの産駒はG1では底力不足、一歩足りないという評価が固まってきた。しかし最近はカネヒキリの活躍を筆頭に今年はダービー3着のドリームパスポートなどG1で好戦する馬も増えてきている。POG的にも無視できないところではある。ただ確実なのはやはり牝馬。仕上がり早、ハイペースをそのままダラっと最後までいけるスピードは牝馬でより生きる。例年通り下位での指名が狙いどころであろう。
◇サクラセクレテームの04(サクラヴィーナス・メス)
・写真からはそれほどグっとくるものはないが、プロフ買いしてみたい一頭。池江朗厩舎で母父ダンジグ。早くからスピードを魅せてくれそうだ。
◇ロビーズレインボウの04(ビッグディオール・メス)
・コスモサンビームの半妹。筋肉質でバランスのよい馬体。仕上がりもよさそうで早いうちから長く活躍してくれそう。
◆アグネスタキオン産駒
今年が二年目の産駒。初年度産駒は圧倒的な勝ち上がり率と、遅い2勝目という特徴が見られた。とはいえロジックがNHKマイルCを勝ち、ダービーでも好走と一流馬はG1でもそこそこいけそう。ただどうしても大半の産駒は大物感が欠ける馬が多いのも事実。母父ロイヤルスキーが見事に出ているといえよう。今年の産駒も同じような傾向だと踏むならば、指名は狙い済ました一頭くらいがベター。
◇ウインドインハーヘアの04(ニュービギニング・牡)
・いわずと知れたディープインパクトの半弟。写真を見ても馬は普通。タキオンっぽい筋肉質なわけでもなく強調材料は特にない。兄もあまりよく見える馬ではなかったとはいえ、うーんどうだろう。ただ体重は軽いので仕上がりに戸惑うことはなさそう。
・アドマイヤジャパンの半弟。ボリューム溢れたパワー型だった兄と比べると、ちょっと迫力には欠ける。マイルくらいまでの良いスピードをもっていそうで、上位指名はしてみたい一頭。
◆アドマイヤベガ産駒
今年は桜花賞馬を出したアドマイヤベガ産駒。スピードはあるが、距離に限界がある馬が多い。燃えやすい気性がネックか。クラシックを狙うと考えると、獲るなら牝馬というところか。
◇ルカダンスの04(メス)
・動きのよさが話題になっているが、馬体をみると芝に対応できる瞬発力を後躯からは感じない。一本調子な馬になりそうな気がするが・・・。