BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

今日の馬場は去年の馬場で作られている

先週からBコースに移り、多少はマシになったが今年の東京競馬場は内有利の傾向が非常に強い。NHKマイルCヴィクトリアマイルの勝ち馬を筆頭に、内を進む馬が止まらない光景がよくみられていたが、この要因は何か。もちろんなぜ東京競馬場がつまらなくなったかにある排水溝やスパイラルカーブの存在は今年も継続しているだろう。特に日曜に雨が降ることが多い今年の春開催は排水溝の影響は強そうだ。

ただ今年はそれだけのとどまらないもう一つの理由がある。それは去年の猛暑である。去年の猛暑のおかげで今年の東京の芝は非常に野芝の根がしっかりしているのだ。そのためなかなか内の馬場が荒れてこない。もちろん開催が進むにつれて洋芝ははげてはきている。だが下が非常にしっかりしているため、丈が長く力のいる洋芝がある外目の馬場より、芝のない内ラチのほうが実は走りやすいという逆転現象がおこっているのだ。他の競馬場より重い血統が活躍しているのもうなずける。Bコースに移って、この傾向は多少減少するであろうが、また馬場の荒れてくる東京最終週ではこれに注目していると面白い馬券がとれるかもしれない。