2005年最後のG1有馬記念。まずはディープインパクトの取捨から考えてみる。まずよく話題になる世代レベル。秋の成績を見る限り3歳馬全体の層が薄いのは間違いない。ただシックスセンスが香港2着していることを考えると、それを理由に切るのは正直厳しい。ローテーションは菊花賞から2ヶ月あれば問題ないだろう。展開、ペースはというと菊花賞での走りを見る限り、徐々に自在性もついているように見える。またハイペースへの適性も皐月賞、菊花賞での走りを見る限り切るまでには至らない。まあレース振りが荒いのは百も承知ではあるが、徐々に上手くなっているし。あとは調整となるが、時間がかかりそうな輸送を考えると軽めの直前調教はプラスに出そう。ということで素直に本命。
対抗はリンカーン。基本的に非根幹距離向きの馬だけに一昨年2着したのは偶然ではない。同じ配合のハーツクライも気になるが前走走り過ぎた感があること、追い込み一手なことを考えてこちらは単穴まで。他ロングスパートレースになれば面白いデルタブルース、復調してきたタップダンスシチー。そして3着候補に穴っぽいところでグラスボンバーと天皇賞○JC×のリズムでヘヴンリーロマンスまで。ゼンノロブロイはデザーモもあって3着っぽさを醸し出しているが、前走の反動、衰えを感じるの思い切って切る。