BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

阪神芝1400のG1って・・・

G1新設!有馬前週に「短距離3冠最終戦」(スポニチアネックス)

JRAが3歳、古馬混合の短距離G1レース新設を検討していることが7日、明らかになった。秋のG1シリーズの谷間になっている有馬記念の1週前に「秋の短距離3冠」最終戦として創設するビッグプラン。舞台は来年12月に新装オープンする阪神競馬場の芝1400メートルが最有力で、早ければ来年から実施される。

最近JRAの施策はそんなに悪くないと思っていたがこれはどうか。たぶんこのG1を作るという考えの理由は

1、香港マイル、スプリントに出る馬を止めたい

2、売り上げ上げたい

この2点であろう。が、まず1が根本的にダメなんじゃないか。1400なんてそもそも非根幹距離のレースで勝てる馬なんてほかのG1ではスプリントのスピードもなく、マイルをこなす底力もない中途半端な馬が勝てるだけのレースなわけで、決してスプリンターもマイラーもこなせる距離ではない。よって別に海外からも評価されるということもないだろう。その結果本当に強いスプリンターやマイラー種牡馬価値的にも香港に行くのが目に見えている。さらに言えば2の観点からもダメだと思う。現状でも多いと思われるG1を増やして、中途半端なG1馬を増やすのは将来的にプラスになるとは思えないのだが。こんなG1作るならイマイチ意義のハッキリしない秋の天皇賞JC有馬記念を考え直せと。少なくとも競馬ファンに好意的には受け取られないだろう。まあ最終的には海外開放を進める中での生産者、馬主に対するご機嫌取りなんじゃねーのという気分になってしまうのだが。ただそれなら春か夏に牝馬G1作ってくれたほうがマシだ。つーわけでスポニチのガセであることを祈りたい。