BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

今年も勝手に黒本祭り、その1

何となくモチベーションが上がらなくて今年は2歳馬レビューを全くやっていなかったのですが、そろそろ重い腰を上げてやろうとおもいます。やっぱりきちんと更新しないとオフ会とか人集まらないですしw 今年は【人気度】【血統】【馬体】【厩舎】【オススメ度】をA〜Eでランクづけしていきたいと思います。ただしドラフトの時期まではかなりこの評価揺れることは先にご了承ください。写真によって変わることもありますし、見落とし、また順調度も変わってくるとおもうので。ではまずは黒本に載っている馬から。

【黒P.4】サクラプライム(父サクラローレル/母サクラミラクル)

人気度B 血統D 馬体A 厩舎D オススメ度C

・今年の黒本の堂々一位はサクラローレル産駒。ぱっとみTOPを飾るだけあって馬体は見栄えがする。一応プロがオススメしてるので当たり前といえば当たり前だが。というわけで素質はあるのだろうが問題はPOG的なオススメ度。サクラローレル産駒でPOG期間中で目に付いた活躍はローマンエンパイアシンコールビーくらい。基本的には遅咲きの血統だけに間に合わないことも十分考えられる。血統的にも本格派過ぎるだけに将来性はともかくPOGでは疑問符もつく。何より黒本のTOPを飾ってしまったことで期待度以上に人気が上がってしまうこと。下位指名なら取る価値あるだが上位で取るにはちと辛い。

【黒P.6】アグネスサージャン(父サンデーサイレンス/母アグネスフローラ

人気度A 血統A 馬体A 厩舎C オススメ度B

優駿のときも取り上げたが改めて。こちらの写真を見るとやはり雰囲気があるなあという第一印象。血統一流、馬体も一流と来れば人気はドラ1級は確定だろう。さて問題はこちらもPOGで指名に値するか。まず確認したいのは基本的に黄門様のオススメのSS産駒は走らない(笑) これには理由があって基本的にこの方はSS以前に活躍された方ということもあるのか毎年毎年パワー型のガッチリとしたSSをよく上位評価にして、薄い馬は嫌っている。そのためどうしてもいわゆるSSの走る形の馬を推さない。なので走らないといことだと思われる。唯一走ったSS産駒のロンドンブリッジは気品型で珍しくパワー型ではなかったし。さてこの馬もそれに違わずパワー型とみていいだろう。そこに若干の不安を感じるのだが何せタキオンがむっちりしたいい馬体の馬だっただけにこの血統はそれでもいいのかなという気もしてしまうのが難しい。あとは脚元と厩舎替わりが問題。個人的には不安要素のが大きすぎるのでこの血統に思い入れがある人以外は指名は避けたほうが無難だと思う。

【黒P.8】オンファイア(父サンデーサイレンス/母ウインドインハーヘア

人気度A 血統A 馬体A 厩舎C オススメ度C

・二年連続はともかく三年連続はねえというのがまず一つ。さらに藤沢厩舎が好きじゃないということ。上と違ってパワー型に出すぎてしまった感じが気になる。ディープインパクトはどうみてもこの時期は良くみせなかった。今でも写真を見返すがやはり指名は出来なかったと思う。ただ成長力が凄かった。それに比べてこちらはぱっといい馬体。ただその分成長力はどっちかというとブラックタイドなんじゃないかなーという気がしてしまう。馬体も上に比べて大きいし、POG期間中にでてくるかもわからんし個人的に指名する気はない。どうせドラ1じゃないと取れないし。

【黒P.10】ソングオブティアーズの03(父アグネスタキオン/母ソングオブティアーズ)

人気度B 血統B 馬体A 厩舎? オススメ度A

・この馬は凄く良く見えた。タキオン産駒は評判の割にこれまで個人的にはそんなに光る馬をみなかったのだが、この馬はいい。パワー型の嫌いはあるが父親がそうだっただけに問題ないだろう。というかそこらへんは一年走ってみないとわからないし。厩舎未定、またSS系にシアトルスルー系はどうなのという不安も若干あるが指名候補。それとタキオン産駒はやはり小柄な馬のほう良い馬は多いというのは実感する。

【黒P.39】ベストストーリー(父フサイチソニック/母ベストダンシング)

人気度D 血統D 馬体A 厩舎D オススメ度D

フサイチソニックが今年走っていないので指名しづらいところはあるが、最近は2年目から急上昇する種牡馬も多いのであえて目を瞑る。上のベストアルバムを指名していたから言うわけではないが、上も馬体はいい馬だった。気性が悪かったのでなかなかオープンにいけないが素質はあったと思う。この馬も馬体は良く見える。すこし後ろが弱い気もするがかなり品がある馬体だ。下位指名で残っていればとりにいきたい一頭。渡辺騎手がどうなのというのはまあ目をつぶれ。

【黒P.56】シルキーグランスの03(父グラスワンダー/母シルキーグランス)

人気度D 血統D 馬体B 厩舎D オススメ度D

・予想よりは走ってくれたかなといった印象のグラスワンダー産駒。今年の2歳の中で馬体が光るのはこの馬。力強いトモといい、腹袋の量といいロベルト系らしさが出ていて好印象。ただ問題はグラスワンダー産駒は意外と気性がワガママなところ。体力的な素質を発揮し切れていない馬を多く見るだけにこの馬も気性が課題となるか。ただその優秀さが天皇賞でも発揮されたキングマンボを母父に持つだけに期待してしまう。厩舎はちょっと微妙。

【黒P.70】バリアシオンバレイの03(父サッカーボーイ/母バリアシオンバレイ)

人気度D 血統C 馬体A 厩舎? オススメ度C

ダビスタの薗部氏の持ち馬。ダビスタ少しはユーザーのほう見て作れ。おっと失礼。馬体の迫力が目に付く一頭。サッカーボーイ産駒は長距離での活躍が目立つがこの馬は中距離くらいのほうが良い感じの馬体の伸び。顔が父親そっくりなのもカッコいい。またサッカーボーイ×サンデーサイレンス牝馬はすでにアイポッパーが結果を出してくれてるだけに心強いところだ。ダビスタはともかく馬主としてはなかなかのアベレージを持っている人なので取りにいってもいいのではないだろうか。