BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【フェブラリーS回顧】有無を言わさぬ逃げての圧勝

【フェブラリーS】(東京)〜新ダート王誕生!メイショウボーラー悲願の戴冠

東京11Rのフェブラリーステークス(4歳以上GI・ダート1600m)は、1番人気メイショウボーラー福永祐一騎手)が逃げ切ってGI初制覇。勝ちタイム1分34秒6はレコードタイム

やはり前2走の強さは本物だった。◎メイショウボーラーが見事な逃げ切りで初G1制覇を成し遂げた。不良馬場で走りやすくなった馬場の影響と、100%の仕上げのためかスタート直後からかなり力んだ走りは1000m通過57.8。かなりの速いラップを刻んだが、後続を突き放したまま直線に入るとラスト1ハロンで一杯になりながらも見事に押し切った。潰そうにも潰しにいけないスピードでの逃げ切りは強い馬の証明といっていいだろう。ただ次走は高松宮記念とのことで、その頃の中京の馬場が逃げ有利になることは稀。さらにテンの速い同型馬が出ることも確実であまり積極的に買いたくはない。もちろん砂のマイルまでなら今後も王者として君臨できるであろうが。

一方スタート直後に驚かされたのは○アドマイヤドンの出遅れ。レース後のコメントでは自分から出て行かなくなってしまったとのことでズブさがさらに増してきているのかもしれない。5着まで押し上げるあたりその能力が非凡なことは疑う余地はないがレースに飽きてきているのかもしれない。そろそろ引退を考えたほうが良さそうだ。2着△シーキングザダイヤは鞍上の好プレーと不良馬場で軽くなった馬場とハイラップというアメリカ型のレースになったことが功を奏した。今後も短距離砂では安定して成績を残しそうだがストームキャットだけに大勝負はしたくない。3着ヒシアトラスはここまで力をつけてきたとは。こちらは今後まだまだ伸びるかもしれない。4着タイムパラドックスも意外とがんばった。2000m以上ならまだまだ楽しみだ。ユーロスターも頑張って欲しい・・・。12着▲パーソナルラッシュはまだ本調子じゃないのかも。15着☆ユートピアは出遅れが全て。