BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

【クイーンC回顧】春が混沌としてきた

【クイーンC】(東京)〜ライラプス快勝で桜舞台へ

東京11Rのクイーンカップ(3歳牝馬GIII・芝1600m)は、1番人気ライラプス武豊騎手)が内から抜け出して快勝。勝ちタイムは1分38秒1。

2歳女王のだらしがない競馬でクラシック路線は混沌としてきた。勝ったライプラスがデピュティーミニスター系らしく内枠で流れにのったときの強さを発揮したのは不思議ではないが、ショウナンパントルはいくら道悪とはいえ崩れすぎ。最近サンデーの仔は上級馬でも得意条件でないとコロっと負ける、逆に下級条件では堅実な短距離馬が増えるといった加齢による活力低下が目立ってきた印象。一回崩れたサンデー産駒は建て直しが難しいだけに、クラシックでサンデー産駒を買うなら、ある程度勢い重視のほうがいいのかもしれない。

上位馬にもう少し触れるとライプラス桜花賞に直接向かうようでフレッシュな状態で向かえるのは強調材料。外枠にさえはいらなければ重視せざるを得ないだろう。ジョウノビクトリアは牝系からも、前哨戦で好走するマイラーといったイメージが強く本番ではあまり買いたくない。本番も横山典なら2着付けで少し怖いが。ラドランファーマはもし桜花賞がハイペースになって、後方からの競馬が出来るなら一発があっても不思議ではない気がする。パーフェクトマッチはこんなもの。ビコーグレイスは芝のマイル以上なら今後も重賞で掲示板に載ってもおかしくない。