BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

乗り替わりの借りを見事に返した

【京都大賞典(GII)】(京都)〜ナリタセンチュリー 大外一気で重賞初V

京都11Rの第39回京都大賞典(GII・芝2400m)は5番人気の伏兵ナリタセンチュリー田島裕和騎手)が圧倒的1番人気ゼンノロブロイを差し切り、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分25秒2(良)。3着に3番人気レニングラード

産経大阪杯で先行して負けたのをきっかけに天皇賞春では乗り替わりの憂き目にあった田島騎手。今回休養明けでナリタセンチュリー自分のところに戻ってきたことで心には期するものがあったに違いない。道中はバートラムが逃げる意外な展開もセンチュリーは後方でジックリ待機。直線レニングラードゼンノロブロイが仕掛けて抜け出したところを溜めに溜めて差しきった。7年ぶりの重賞勝利の味は格別であっただろう。当然自作HPはすぐ更新され、祝福の書き込みに溢れた。そしてなんと応援スレに本人らしき書き込みまで・・・(人大杉&真偽不明注意)。何はともあれイイ人だ。でもHPの音楽はうるさいw

一番人気のゼンノロブロイは直線一旦抜け出すも2着。ラップを振り返ると12.9 - 11.4 - 11.5 - 12.6 - 12.7 - 12.8 - 12.8 - 12.6 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.4とラストは京都の2400らしく11秒台が4ハロン続く長い脚を要求されるレースとなっている。加えて京都も芝の長い馬場状態。本来2000mくらいで切れ味を生かすタイプのロブロイがこのラップで先に抜け出しては甘くなって当然。地力で2着まで来たのを褒めても良いくらいである。藤沢師は空き巣狙いは上手だが、その馬の適性にあったレースを選ぶのは意外と下手な一面が見受けられる。今回も失敗だった。4着のアドマイヤグルーヴも切れ味勝負の展開でない以上当然厳しくなった。1着3着にトニービンが来たのは必然か。ここまでわかりやすいレースで自信を持ってロブロイ2着付け、アドマイヤグルーヴ切りで3連単フォーメーションを購入しながら、頭にナリタを買わなかった(レニングラードマーブルチーフを買った)管理人の馬券センスのなさは目を覆いたくなるばかりである・・・。