BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

札幌2歳S回顧

【札幌2歳S】(札幌)〜ストーミーカフェ圧逃劇で初タイトル奪取!

幌11Rの第39回札幌2歳ステークス(2歳GIII・芝1800m)は、5番人気ストーミーカフェ四位洋文騎手)が鮮やかに逃げ切って初重賞タイトルを手にした。勝ちタイム1分49秒9。

例年有力馬を輩出し、注目度の高い重賞札幌2歳Sを制したのはアドマイヤベガ産駒のストーミーカフェだった。スタートから先手を取ると少し速いペースで向こう正面へ。1000mあたりでいったん息を入れられたのが大きく、直線に入ると再度突き放し、最後詰め寄る2着馬を押さえて逃げ切った。なかなか強い競馬だったが、今後安定して結果を残すにはもう少し前半ジックリ行く競馬を覚えたいところだ。新種牡馬アドマイヤベガ産駒は早くも重賞初勝利。ベガ産駒はとにかく走る。課題は成長力だけと言っていい。

2着はダンツキッチョウ。後方からの競馬となったが良く追い込んでいる。ただ少し頭が高く、追い比べになると不利か。今後全幅の信頼を置けるかは微妙なところ。マイネルアドホックは9着。ちょっと理由がわからないが、今後の様子を見てみたい。個人的に期待していたグランプリペガサスは10着惨敗。新馬戦は鮮やかだったが、今回は懸念したとおり1200m連戦が影響したか少しかかり気味だった。陣営の見識を疑わざるを得ない。クラシックを狙うほど期待してる馬をいまどき1200mでデビューさせるとは・・・。モエレフェニックスは馬体減が響いたか11着。ただクローバー賞もそれほど強さを見せていたわけでもないので、今後は厳しい気がする。岡田氏の買い物は高くついたのではないだろうか。

上昇度★★★ レースレベル★★