BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

2004年牧場見学5(3日目)

前日は去年泊まった新冠ホテルヒルズで温泉と食事をした後、またも早めに就寝。どうでもいいけど旅行に来たときだけトリビア見てる気がする。1時間見たの去年の旅行以来だわ・・・。3日目はきちんと朝食のバイキングを食べたあと、少し時間に余裕があったので日高ケンタッキーファームに繋養されている馬の見学をした。

日高ケンタッキーファーム

8時過ぎに厩舎に行くと既に有名馬は放牧に出ているとのこと。3日目にして初めて明るいうちに場内を散歩w 奥に進むと早速栗毛の馬が。近づくとオフサイドトラップであった。放牧地というよりは大きめのミニパドックといったところに放牧されていた。すでに綺麗にしてもらっており、天皇賞馬(何せこちらもヨシトミ騎乗で勝っている)の風格はバッチリ。のんびりと見学した後、ちょっと離れたところにいるフジノマッケンオーに会いに行く。こちらは現役時代走ってるのを見た記憶があまりない・・・。中学の頃はG1レース中心にしか見てなかったからなあ。こちらも元気そう。そのほかにもポニーが放牧されていたりと観光牧場らしく比較的自由な雰囲気で見学が出来た。

off01.jpg

朝の陽光の中ボーッとするオフサイドトラップ

hujino01.jpg

こちらも輝くフジノマッケンオー

■シンボリ牧場

9時半にチェックアウトを済ませると、まっすぐシンボリ牧場に向かう。現役時代はビデオでしか見たことないもののテイオーに会ったら、こちらも会わねばならんだろうと皇帝シンボリルドルフに会いに行く。ちょっと早めに着いたが大丈夫だった。駐車する場所が狭いので混むと車を出すのが大変そう。厩舎を抜けて放牧地に行くとルドルフ様のご登場。牧柵の側で優雅な姿を見せていた。まだまだ馬体に張りがあり、とてもじゃないが23歳には見えない・・・。10歳台と言っても余裕で通用しそうな若々しさ。他の見学者もその若々しさに驚きの会話をしていると、年配の見学者が一言。「でも牧柵の側まで来てサービスするなんて皇帝も丸くなったなぁ」 やはり年をとると丸くなるは皇帝も同じらしいw

sinbori01.jpg

見よ!この馬体の若々しさを!

sinbori02.jpg

んん〜息子と似てるかね?

■ブリーダーズスタリオンステーション

見学者が増えてきたので早めに移動してブリーダーズSSの駐車場で見学時間を待つ。10時半になると簡単に見学の諸注意についての説明が会った後、見学開始。まずは近いところからエアエミネム。まだ種牡馬になったばかりとあって若々しい。とはいえ見学者はどこ吹く風でもっさり草を食んでいた。対照的だったのはこの日の目当てサッカーボーイ。ちょっと高いブリーダーズSSの牧柵をものともせず顔を出してくれた。ここは柵が高く、見学や写真が撮りづらいのでありがたい。見学者が気になるのか時間内のほとんど近くにいた。去年は全然見られなかっただけに嬉しい限り。すぐ横には今年大ブレイクのミラクルアドマイヤが。種付け増の影響か、風格すら感じられるw そしてイマイチな走りぶりが記憶に新しいラスカルスズカも。これで去年と併せてオペラオー、ラスカル、トップロードと見学したことに。アドマイヤベガは見学不可だがいつか見てみたいもの。名種牡馬アフリート天皇賞バブルガムフェローと見たあとに一番奥にあるエアシャカールのお墓をお参り。全弟エアサバスの活躍をお願いした。(と思ったら放馬で新馬回避・・・大丈夫か?) ダイタクリーヴァエアジハードサクラユタカオーの血を引く馬を見て、エアスマップの見たところで見学終了。そのほかにもニホンピロニールスターオブコジーンジェリスリリングサンデーなども見学できた。

soccer01.jpg

珍しく上手く撮れたサッカーボーイ

aireminem01.jpg

エアエミネムは遠くでのんびり

airgiha01.jpg

もうちょっと産駒に頑張ってほしいエアジハード

airshakur01.jpg

天国で弟の活躍を祈ってください

■にいかっぷほろしり乗馬クラブ

国道沿いのソフトクリームで有名なベンチタイムの横の定食屋で昼飯をとった後メインイベントの乗馬をしに、ほろしり乗馬クラブへ。受付で去年来たこととライブリマウントに乗りたいことを告げると「東京からブリに乗り来たのか!よーし任せろ」と何を任せればいいのかわからないが去年同様ノリがいい場長のオヤヂ。まだ時間に余裕があったのでとりあえず繋養されている有力馬の見学。これから乗るライブリマウントに挨拶をして、見て回ると去年よりも有名馬が増えていた。

JC出走馬のスノーエンデバー、去年はレックススタッドで見学したエイシンキャメロンなどが新しくいる。話を聞いてみるとエンデバーは故障引退後ほろしりに移籍したが、怪我が重かったので一年以上放牧していて、やっと最近調教を始めたとのこと。まずは競技馬として使ってお客さんを乗せるのは先になるらしい。キャメロンは最近ほろしりに来たが、なにしろ気性が荒く、最初は乗馬になれるかわからなかったくらいだったらしい。乗馬クラブとしてはセン馬にしたいところだが、まだ産駒がデビューもしていないので残して欲しいという話があるので何ともしがたいのだそうだ。ライブリマウントの例もあるのでせめてデビューするまでは残して欲しいものだが・・・。そういえばライブリマウントミツアキタービンの活躍後、やはり種牡馬に戻せないか話が合ったらしい。しかし当然すでにセン馬にした後だったので無理だったと。場長は「今更玉戻すわけにもいかないしなあ。こういうのは困っちゃうよ」と苦笑していた。今更仕方はないのでミツアキタービン種牡馬入りできるくらいの活躍をしてくれることを祈りたい。

そんなこんなで時間になり、乗馬スタート。去年は最初にレッスンがあったのだが今年はいきなり外乗。同行者は全くの乗馬未経験だが「まあ大丈夫だろ」という一言で同じコースに。適当だなおい・・・。(一応最初に基礎については教えてもらっていた) G1馬ライブリマウントに跨り、いざ出発。外乗は林の中を進み、途中太平洋が望めるコース。去年と違って途中バランスを崩すこともなく、順調に進む。同行者は去年の自分と同じように馬に舐められたかなかなか進まない様子w 繋養馬の近況などを聞きながら、進むこと1時間あっという間に終わってしまった。金と時間に余裕があったら本格的にやってみたいという気持ちを強くしつつ、最後に人参をやって乗馬クラブを後にした。

riburi01.jpg

昼飯中のライブリマウント

snow01.jpg

なかなか可愛い顔をしているスノーエンデバー

eisinkya01.jpg

気性が悪いらしいエイシンキャメロン

sigeru01.jpg

眠そうなシゲルホームラン

photo.jpg

初公開!猫背でカッコ悪い管理人とライブリマウント

この後は予定はなくひたすら国道を千歳空港に向かって飛ばす。時間に余裕があったので無料となる16時からノーザンホースパークに寄り道。残念ながらすでに有名馬たちは馬房に入っていたため写真は撮れなかったが、ダイナガリバーステージチャンプホットシークレットマックロウトウカイポイントなどどの馬も元気そうではあった。一応これでシンボリルドルフトウカイテイオートウカイポイントと三代そろって見学することが出来た。なぜか同行者と卓球をして(7セット連続で接戦を落とした・・・)、パンチングマシーンに挑戦して空港へ。大変ウマーなチーズオムレットを買いこんで深夜の東京へとひとっとび。何とか終電に間に合い無事帰宅できた。特に怪我もなく楽しい牧場見学は終了。来年は浦河や伊達のほうにも行ってみたい。